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「いまこそポルシェに乗る ザ・ポルシェブック 2008」紹介 [ケイマン]

今回は本の紹介をしてみようと思います。

学研のル・ボランの別冊である、「ザ・ポルシェ・ブック2008」という、そのまんまな本を取り上げます。これはポルシェの全ラインナップを取り上げそれぞれに解説を入れているというスタイルをとっています。

911カレラからターボ、タルガ、それからボクスター、ケイマン、さらにカイエンと言う感じで進んで行きます。各車の良いところ、悪いところなども複数のジャーナリストにより簡潔に指摘してあります。

ケイマンのところを詳しく取り上げます。

まずケイマンのページの初めには「RRである911のハンドリングは天性のものではなく、努力と精進のたまもの。それに対してミッドシップのケイマンは、まさに先天的ハンドリングカー」と書いてあります。
911には乗ったこともないのでなんともいえませんが、まあ生い立ちからいうとそうなんでしょう。

ケイマンの紹介自体に目新しい記事はありません。どこかで見たような記事ばかりです。

ケイマンSとケイマンの差は「絶対的パワーよりも高回転での気持ちよさ、頼もしさこそ」だそうです。なんだかカレラとカレラSで書かれていることと同じですね。

装備の紹介ページが一番面白かったです。

「フルオートエアコン非装備はこの価格帯では異例」とありましたが、まあオートエアコンなんかどうでも良いような気がします。(ちなみにケイマンは現在はオートエアコン標準装備なのでこの記事は間違っています。)

色は3割がホワイトらしい。これからその3割の仲間入りをするかと思うと、あまりにもド定番カラーですこしブルーです。

1.ホワイト
2.シルバーメタリック
3.ブラックメタリック
と続くらしい。これは実感とも一致します。

またケイマンとケイマンSは6:4とのこと。ただし、これは発売時期や先行発注車の事情があると思うので鵜呑みにはできません。もう少しケイマンが多い気がします。

最も驚いたのがマニュアル比率で、ケイマンは3割に達するとのこと。信じられません。おそらくそのうちATもデュアルクラッチのATになるでしょう。VWのDSGかミツビシのSSTみたいなものが搭載されるんでしょう。そうなるとますますAT比率は上がるでしょうね。
ただ、スポーツカーはますます趣味性が高くなると思います。現在の状況ではスポーツカーに乗ること自体に反社会的な印象を持たざるを得ない状況だと思いますが、そういう状況だと操作が楽だから売れるという単純な図式は成立しないような気がします。

ケイマンの右ハンドル率は36%とのことです。これは確実に実際の希望よりも低いはずです。
「右のATなら今なら納期10ヶ月、左のATなら似た仕様が在庫でありますがどうしますか?」とかいうような状況にある顧客がたくさんいたはずです。普通は妥協して左ハンドルを買いますよね。
実際に左ハンドルでもそんなに不都合はないです。高速道路もETCが整備されましたし、駐車場で時に困ることがあるといった状況でしょう。そうしたらそんなに右にこだわることもないような気がします。
ただわたしはケイマン1台体制になるかもしれませんから右ハンドルにこだわりますが。

ボクスターの項に、ナビはあまり機能的ではないと書かれていました。確かにケイマンのナビの位置は見難いです。レクサスのような特等席にはないですね。まあ走りに関係ないところなので我慢せえということでしょう。


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