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ホンダ DN-01 [CB1300SF]

たまにはバイクの話題を取り上げたいと思います。

最近ホンダよりDN-01というバイクが発売されました。
http://www.honda.co.jp/motor-lineup/dn-01/

プレスリリースを引用します。
 Hondaは、低く独創的なスタイリングを持つ車体に、鼓動感にあふれる、水冷・4ストローク・OHC・V型2気筒680ccエンジンと、スロットルレスポンスに優れロングクルージングも快適で、クラッチ操作を必要とせず簡便な操作でスポーティーなライディングを可能とする、新型オートマチックトランスミッション(HFT)を搭載した、大型二輪スポーツクルーザー「DN-01」を3月7日(金)より発売する。

ちなみにこの文章はホンダのページからのまったくのコピペであり、長いですが一文です。ひどい文章ではありますが、言いたいことは伝わります。DN-01というのは新しいスタイルのクルーザーですが、このバイクは通常の市販車としては珍しい油圧?トランスミッションを持ちます。
要するに新しいタイプのCVTです。

CVTというと、バイクならベルト式、車ならバンドーネ式のバンド式、あるいはトロイダルCVTなどがあります。あとは反則技としてプリウスタイプのコンバインドハイブリッド(あれをCVTに入れていいかはかなり疑問ですが)もあります。

しかしこれはいずれとも違います。まったく似たものがありません。
あえて似たものをいうならトルクコンバーターでしょうか。トルクコンバーターは通常のATによく使用されている機構ですが、あればあくまで「速度型」の機械です。
ただし、DN-01のものは「容積型」の機械であるためそこが決定的に違います。

メカニズム的には非常に興味深いです。
動力 ->- 油圧 >-> 動力という風に変換を2回行うため本質的に伝達効率は今ひとつでしょうが、バイクならそれが許されるかもしれません。伝達効率を犠牲にしてコンパクトさとスムーズさを得るという設計思想だと思います。

まあ、メカニズム的には油圧ポンプと可変油圧モーターの組み合わせをしているだけです。直結の際にはロックアップモードがあったりいろいろ工夫はされていますが、本質的には単純な仕組みです。


具体的にはホンダのサイトのFACT Bookをご覧ください。
Human Friendly Transmissionと名前がついていますが、抽象的な名前ですね。ある意味ホンダらしくない名前です。
http://www.honda.co.jp/factbook/motor/technology/20071004/index.html



非常に興味深い仕組みです。これはぜひ試乗せねばと張り切って試乗車の場所を検索しました。しかし近くには無かったため、たまたWEBで見つけた、ホンダ主催のツーリング試乗会というのに申し込んでみました。

本日確認の電話があり、試乗会の予約が取れました。数ヶ月先ですが街中で実際に40分ほど乗れるとのことです。
そのときに実際にどんなものか確認してきます。乞うご期待・・・。
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