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ケイマンの自動車税 [ケイマン]

ケイマンとヴィッツターボの自動車税の請求書が来ました。
ケイマンは2.7Lなので51000円です。ヴィッツターボは1.5Lなので34500円でした。

ただしヴィッツはもう売ってしまって手元にありません。また手放すまでの税金は売却店に支払っているので請求書はシュレッダーにかけました。
税金の請求書を破り捨てるのは妙な快感です。あまり無いことですからね。
Wikipedia - 自動車税
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E7%A8%8E

ケイマンは2.7なので51000円ですが、ケイマンSだと58000円のようです。

Wikipediaにも少し書いてありますが、軽が7200円とバカ安なのに比べて1.5Lのコンパクトカーでも3万円を超えます。
翻って排気量が5リッターでも9万弱と変な税金ですね。5リッター超など税金は今の倍でも3倍でも安いです。移動手段として考えると、排気量5Lなど絶対に必要ありません。文化として必要なのは認めますが、移動手段としては明らかに過剰です。それでも持ちたい人にはそれなりの負担をしてもらうべきです。

また排気量でいうと、例えばプリウスは1.5L”も”ありますが、あのエンジンの効率は半端ではありません。電気駆動システムの効率がよいのでなく、あの車の特徴は超高効率かつ低パワーエンジンの高効率部分のみを使用できるように設計されていることです。プリウスと超燃費の悪いヴィッツターボ(ちなみにエンジンブロックの基本設計はどちらも1NZで同じ)とが同じ税金(ただ実際には割引がありますが)というのはおかしいです。




重量税も0.5トン刻みでおかしなことになっています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E9%87%8D%E9%87%8F%E7%A8%8E

メーカーでは軽量化はグラム単位で行っていると思いますが、消費者へのアピールポイントとなる税金が1トン超えてしまったら同じであり、1010kgも1490kgも同じというのはおかしいです。軽量化はすべてに効くのでどんどんすべきで、(あまり車に興味のない)消費者にも軽量化がアピールポイントになるように税体制も整えるべきでしょう。

2トン以上は今の倍でよいでしょうし、2.5トン以上は今の5倍でも安いです。
重い車としてはいわゆるハイパワーSUVが代表的でしょうが、移動手段としてはやはり過剰です。個人の価値観なので否定はしませんが、そのような燃費の悪いカテゴリーの車に乗るならそれなりの負担は当然してもらうべきです。(ちなみにケイマンは1360kgしかありませんので。念のため。CO2排出量もそんなに多いわけではありません。)




今回軽自動車であるアイを購入しましたが、軽の税金もおかしなことだらけですね。軽ターボの燃費は悪いことは明らかですが、税金その他でとてつもなく優遇されています。

特に地方では軽の恩恵を受けている人も多いだろうと思うので、軽の優遇措置をすぐさまやめるべきだとは思いません。
しかし、それでもヴィッツやフィットやプリウスに燃費ではまったくかなわない軽ターボが、あれだけ優遇されるのはやはりおかしいです。

いい加減重量や排気量での紋切り型の課税をやめたらどうでしょうか。もっと実際に近い燃費基準を作り、そして製造時の環境負荷も加味して税金を決めたらよいと思いますね。すくなくとも、重量税は100kgごとにしましょう。
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