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富士登山 その1 旅行記 [富士山登山]

7/26に富士山に登ってきました。「日本人なら一度は登らないと」などと適当な理由をつけて行って参りました。

思ったよりラクであり肉体的にはそれほどではありませんでしたが、とんでもなく人が多くあまりにひどい渋滞にうんざりしました。
頂上近くでひどい渋滞につかまり、ご来光を頂上で見ることは出来ませんでした。ただ、途中からでも十分キレイに見えて満足です。

ちなみにご来光は地平線の果てではなく途中から出てくるような感じで、色はショッキングピンクです。衝撃的な色でした・・・。
星のきれいさといい、ご来光のキレイさといい、感動しました。が、それでも人多すぎ・・・。

Mt_fuji_sunrise.jpg

わたしたちは職場の仲間と6人で登りました。全員富士登山は初めてであり、バスツアーを利用しました。
河口湖 吉田口より登ることになりましたが、この道は超混みます。さらに30分おきに山小屋があり、登山というよりは傾斜のきつい単なるトレッキングコースという趣でした。

Mt_fuji_ascend.jpg


昼過ぎから上り始め、8合目までたどり着いてそこで一泊します。ただ、山小屋に到着したのが21時ごろで、出発が1時なのでほとんど眠れませんでした。
夕食は定番のカレーです。あからさまにレトルトの味ですが、さっさと食べてさっさと寝ました。

山小屋はひとりあたりの寝る場所の割り当てが肩幅ぐらいしかなく、非常に窮屈です。さらにどんどん他の客が到着するためめちゃくちゃうるさく、あまり眠れませんでした。
ガイドさんも「だいたいあまり眠れないものです。それでも横になって体力を回復させましょう」などといっていましたが、確かにその通りかも。6人のうち3人が高山病になったものの、寝たら直っていました。(わたしはOKでした)

そこから1時に出発しましたが、ご来光(4:30)の時には標高3600Mまでしか到達できませんでした。仕方がないので、4時頃に道端に陣取り、ご来光を待ちました。
このときは最高に寒いです。歩いていればそんなに寒くありませんが、立ち止まると急激に冷え込みます。別記事に書きますが、それなりに重装備をしていたつもりですがめちゃくちゃく寒かったです。下界からは信じられないような体感温度です・・・。

アドバイスとしては、ご来光直前には道ががら空きになるので、その隙に一気に高度を稼ぐのをお勧めします。(高山病にならないようにしてください)

ご来光後はとんでもない渋滞でゆっくり登るのを強いられ、さらに2時間ほどかけて頂上へ登りました。
頂上でラーメンを食べましたが、明らかに出前一丁の味です。さらに値段も800円でしたが、寒くて疲れていたので結構おいしかったですね。話の種です。

女性二人がぐったりしていたので、早めに下山し、お鉢回りはできませんでした。つまり高度3776mにはいけませんでした。



それでは下りです。

Mt_fuji_dscend.jpg
ものすごいホコリです。マスクを持っていくのをお勧めします。重いものでないので1枚準備していきましょう。


よく「登りより下りのほうがキツイ」と聞きますが、たしかにそうです。
もちろん下りは心肺機能的にはらくです。酸素もだんだん濃くなるので、息が苦しいといったことはありません。

吉田口と須走口は途中まで一緒です。途中に看板があり分岐するのですが、ボンヤリしていると須走に行ってしまうので気をつけましょう。看板を見ればわかりますので、それほど心配する必要はありません。

吉田口の下りは同じような砂利道が延々と続きます。しかもずっと山小屋もありません。精神的にも、筋力的にもしんどい道です。下りきったと思ったらこんどは裾野を回り込む道が長く続きます。しかもわずかに登っています。

これは精神的にうんざりします。吉田口は上りはともかく、下りはいやな感じです。

余裕を持って下りられると思っていましたが、意外と時間がかかりバスの時間ぎりぎりになってしまいました。自分だけならたぶん半分の時間で下りられたと思いますが、女性がぐったりしておりあまり早く下りられませんでした。


帰りのバスに乗りましたが、走り出してすぐ全員寝たのでしょう。シーンとしているのが印象的でした。普通の旅行だったら登った感想とかを話すのが普通だと思いますが、そんな雰囲気でなく、みな疲れきっていました。
その後温泉に入りましたが、これは最高ですね。気持ちよかったです。

その後も寝て、帰りはずっと寝ていました。


頂上まで登れなかったのが心残りです。来年こそ登ります。
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