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アイ-MiEV発売 続き [アイ(ガソリン)]

アイMiEVが発売されたことは以前書きました。
価格が460万円というのはかなり高額ですが、大量にリチウムイオン電池を使用するので仕方ないところだと思います。しかも車載の場合、使用条件がかなり厳しいため信頼性も要求され、さらに量産効果が出ていない状況ではこんなものでしょうね。

あとはLEDヘッドライトなども採用されていますが、これも結構高そうです。

そのあたりのことなど、細かい部品について書いてみます。


ディーラーに行った時にバッテリーの価格を聞いてみましたが、だいたい車両価格の半分(200万くらい?)らしいです。逆に言うと、バッテリー以外の純粋な車体価格は200万強ということですね。
モノコックフレーム(床以外)や内装、足回りなどはガソリン版と共通だと思うのですが、それでも安いと思います。開発費の回収をする必要がある状態で、そこまでコストダウンできているのは驚きです。

ガソリン版アイとの差で目立つのはLEDヘッドライトです。レクサスLS600hや新型プリウスには採用されていますが、カタログには軽自動車に初採用と謳われていました。コストを考えると当たり前でしょう。そもそもアイMiEVを軽とカテゴライズすること自体が微妙ですな。

LEDは低消費電力で点灯直後からすぐ明るさが最大に達するのが利点だそうですが、そんなのはたいした利点では無いように思います。確かにHIDだとつけた瞬間はやや暗いですが、実際上のデメリットはあまり感じません。
また低消費電力とのことですが、HIDでも片側35Wですので両側で70Wです。言い方を変えると0.07KWでしかありません。もともと多くないので、たとえ半分になったとしても35Wしか削減できません。おそらく現状ではそこまでの削減も出来ていないでしょう。さらに素子の耐熱性が(HIDと比して)良くないため逆に放熱が大変らしいです。

ちなみにテールライトもLEDになっていますが、こちらは珍しくありません。もちろんプリウスもですし、ヴィッツなどいろいろな車種で採用されています。テールライトは光量がそこまで要求されないのでLEDには向いています。また、テールライトに関しては、発光のレスポンスがいいことに少しは意味がありそうです。

ディーラーに行って、LEDヘッドライトとLEDテールライトが部品として買えるかどうか聞いてみました。普通に補修部品として買えたとしても(おそらく無理)、LEDヘッドライトはめちゃくちゃな値段だと思うので買う気はあまりありません。そもそも12V駆動かどうかも不明です。(これもディーラーに確認してもらっています)
テールライトに関しては可能なら変えたいです。こちらの値段はとんでもないことにはならないと思うので、買えるなら購入ですね。




現時点ではアイMiEVの生産数はバッテリーがボトルネックになっているそうです。それならバッテリーを減らしたシリーズハイブリッドにますます期待したくなります。いわゆるパラレルハイブリッドは今から作ってもトヨタとホンダに追いつけないでしょうから、EVに極めて近いシリーズハイブリッドを是非作ってほしいですね。

またプリウスみたいに走行用バッテリーに充電できないような太陽電池ではなく、きちんと走行エネルギーを補充できる太陽電池も採用して欲しいです。LEDヘッドライトより太陽電池の方が先でしょう。


あとはエンジン車にMiEVの電動エアコンシステムを採用して欲しいです。マイルドハイブリッドということですが、プラグインで空調を駆動できればそれだけでもかなり未来的です。MiEVのリチウムイオンバッテリーをちょっと積めば良いのではないでしょうか。
またリアエンジンであるアイ特有の問題ですが、エアコンを電動にすれば重量配分も改善できます。2WDモデルはフロントが軽すぎるのでちょうど良いでしょう。



いろいろ書きましたが、とりあえず試乗したいです。試乗できるようになれば、すぐに乗りに行く予定です。
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