北海道ツーリング1日目 [CB1300SF]
関空からスカイツーリングを利用して北海道に行きました。スカイツーリング自体のアドバイスなどを含めて、感想を書いてみます。
関空からスカイツーリングを使用する人はおそらく少ないと思います。そのせいかどうか知りませんがネットには関空の情報が少ないようです。景色などを書いても参考にはならないと思いますので、特にスカイツーリング特有の事項について詳しく書きます。
出発前の記念撮影です。
自宅から関空までが結構遠いので、前泊することにしました。ホテルはどこでも良かったのですが、ゲートタワーホテルが楽天トラベルで安くでていたのでそこにしました。全日空ホテルですのでまあ高級ホテルといえると思います。しかし、私の格好は作業着屋で買った青いシャツ(速乾性素材)とラフ&ロードの黒いバイク用ズボンという格好です。そのためホテルのフロントでは浮きまくっていました。
部屋は29階で、朝食は54階のレストランでしたが、大阪の景色などはぜんぜん興味がないのでもったいない感じでしたし、朝食のときもやはり浮いていましたが仕方ありません。
まあゲートタワーホテルは関空にはきわめて近いです。あとから考えるとこんなに近い必要はなかったのですが、気分的にはラクです。ただし初日は飛行機に乗るまでに結構疲れますので、前日はいいホテルで熟睡というのもお勧めです。
関空に行くにあたって、まずはスカイツーリングの資料の中にある説明書を熟読しましょう。スカイツーリングといっても、バイクを預けるのが通常と違うだけです。ですので、そこを集中して書きます。
大まかな流れとしては
1.バイクのガソリンを抜く
2.貨物ターミナルへバイクで行ってバイクを預ける
3.旅客ターミナルへ移動して荷物を預け、搭乗手続きを行う。
4.飛行機へ乗る
といった順番になります。まあ3.4は普通の旅行と同じなので問題ないでしょう。問題は1.2と2-3の間の移動です。ここは通常の旅客の流れとはまったく異なります。
バイクを預けるときの問題は道順が極めてわかりにくいことです。関空内の道路の地図をネットで検索してみましたが、見つけられませんでした。もっとも参考になったのはGoogleMapです。
関空の指定ガソリンスタンドは保安地域内にありますが説明書に詳細は書かれていません。しかも、普通の人が行くようなところではないので看板が不親切(?)です。通常の旅行とはまったく違う流れになるため、あまり看板は参考になりません。
説明書には書いてありませんが、指定ガソリンスタンドへは「国際貨物」という看板にしたがって進んでください。このあたりの実際的な説明が決定的に欠けています。
関空道の料金所を越え、一番右端の道をすすめば自然と国際貨物地域に行けるようになっています。まあ看板を見ながら行けば大丈夫でしょう。間違ってもループできるようになっているので問題はないです。
保安地域の入口の検問所?で氏名、名前、目的を書きます。すぐ通してくれますが、バイクだから書くのが面倒です。ちなみに4つゲートがあり、左2つが入構許可証なし用のゲートですので、そちらに並びます。一番待ったのはこのゲートでした。一台一台申込書を書くので時間がかかります。
こんな感じです。
指定ガソリンスタンドに行くと、すぐガソリンを抜いてくれました。まっすぐ走れば左側にガソリンスタンドが見えてくるので、迷う心配はありません。私は5Lほど抜かれましたが、普通に走るには問題ないくらいは残してくれます。
そして保安地域を抜けて国内貨物地域内にあるANAカウンターに行きます。ここがもっとも問題になります。途中でループ橋というのがあるのでそれに乗ってぐるっと回ると、国内貨物への分岐のすぐ手前に出るので、ガツンと車線変更して左に入ります。
まっすぐ行ってしまうとそのまま行くと関空から出ることになりますし、ガソリンがロクにない状態で延々と走ることになります。もしループ橋に乗り損ねたら対岸までがんばってたどり着きましょう。途中ではどうしようもありません。
ループ橋への分岐です。左に行きます。右に行ったら対岸まで行くことになります。
ループ橋の上からの風景です。左側に分岐して、4つあるゲートの右2つが国内貨物行きのゲートです。
Google EarthとGPSのログです。私は下見で一度ターミナルを回ったのでトラックが二重になっていますが、ガソリンスタンドから国内貨物への行き方は実際には非常に簡単です。オレンジ色がトラックですが、Uターン橋を通った後に左に行くだけといえます。
こちらもGPSのログです。左端(南西)がガソリンスタンドです。そして右上(北東)に国内貨物があります。要するに関空を縦断する感じです。ガソリン切れの一抹の不安がよぎります。(実際には全く問題ありませんが。)
心配だったら、最初に看板を確認しながらターミナルを周ってみたらよいと思います。まあそこまでしなくても問題ないとは思います。
国内貨物のANA貨物窓口まで行き、クーポンを渡します。あとはひたすら書類にサインです。このスカイツーリングという企画はとにかくサインが多いです。空港にバイクで入ってから、到着地で走り出すまでに氏名のサインは10回くらいする必要があります。住所は3回くらいでいいですが、それでも結構多いです。
その後バッテリー端子をはずします。それから荷物はバイクに固定できる限りはバイクにつけたまま輸送してもらえるので、その状態で重量が測定されました。ちなみに277kgでした。結構重いですな。
ヘルメットは預かってもらえないのでかならず手荷物扱いになります。あとはジャケットなども可能ならバイク側につけておいたほうが良いです。北海道のツーリングは本州の真冬装備ぐらいになりますので、その格好で関空とか羽田を真昼間に歩くと死ぬほど暑いです。
あとはバイクをパレットに固定し、そのままフォークリフトでコンテナに搭載されます。
こんな感じでコンテナに収まります。
これでバイクを預ける儀式は終了です。結構な手間です。あとは国内貨物地域から警備員のいない?詰所みたいなところを通って展望台?へ抜けます。そこから20分間隔くらいで循環バスが出ていますのでそれに乗って旅客ターミナルまで行きます。
これが展望台から国内貨物のほうを撮影したものです。写真の中央あたりのフェンスに出入り口があります。
ここからは通常の飛行機旅行と同じですので省略します。
こんな感じでコンテナが運搬されます。
ちなみに関空、新千歳便の機種はボーイングB767でした。バイクは直方体のコンテナに格納されます。B747の場合は大型のパレットで積むこともできるそうですが、関空にはありません。B747はもともと軍用の輸送機として開発された機体ですので、旅客型でも輸送能力が高いようです。
2時間くらいのフライトで新千歳に着きました。適当にその辺で昼食を食べてから貨物ターミナルに向かいました。バスもありますが、待つのが面倒だったのでタクシーを使い850円かかりました。直線距離はきわめて近いのですが、車だと大回りになりそれなりに時間がかかります。
この移動はタクシーをお勧めします。歩くことも可能ですが、出発前の時間は貴重ですし、ここで体力を使うべきではありません。バスでもいいと思いますが、余り出ていないので待つのもバカバカしいです。
新千歳の貨物地域に行く途中の景色でやっと北海道に来た実感がわきました。スカイツーリングはあまりにも早く北海道に到着するので、なんとなく実感がないんですよね。
また入り口でサインして入構許可証をもらいます。あとはバイクを受け取って傷の確認をしてまたサインです。バッテリー端子を接続して、指定のガソリンスタンドまで走ります。新千歳の指定ガソリンスタンドはとても良い場所にあり、関空のような面倒さはありません。本当に入り口にあります。間違えようがない感じです。関空みたいに、間違えたら対岸まで行くしかないというような迷惑な場所にはありません。
貨物カウンターの前にはバイク用パレットが山積みになっています。
やっとバイクを受け取りました。いざ出発です。
バイクを受け取ってから高速道路で旭川まで走り、1泊目はスカイツーリングに付属の宿泊でロワジールホテル旭川に到着しました。めちゃくちゃ寒かったです。持っていった服装はホンダの真冬用ジャケット、ユニクロのフリース、作業用長袖シャツ、電熱ベストと完璧に真冬用装備でしたが、持ってきて良かったと思いました。相当寒いです。
シュラフとか着替えとかすぐに必要でないものをホテルにあらかじめ送っておきましたので、それを受け取りました。さらにホテルでお土産(お菓子)を大量に買い込み、荷物を送ったダンボール箱に入れ直して自宅に送り返しました。バイクは荷物があまり載らないので、お土産などはさっさと送るに限ります。
ちなみに予定をあまり決めずにツーリングするなら、スカイツーリングに付属する宿泊は初日か最終日に持ってくるのがよさそうです。1泊はする必要があるのですが、2泊目も追加できます。ただし11000円(一人の場合)を追加する必要があり、バカバカしいので1泊のみです。なお指定施設にはいいホテルも多く、ロワジールホテルもまあまあいいところでしたが、例によってバイクの格好だと浮きます。
スカイツーリングの場合は、有料でいいので送迎サービスをして欲しいです。私は行き帰り4回で全部で4000円以下なら払います。そんなに払うのかと思われるかもしれませんが、そのくらい面倒です。送迎といっても、要するに単なる空港内の移動ですので距離は大したことありません。特に、新千歳の旅客ターミナルから貨物地域までの送迎は一番必要だと思います。ほかは急いでもあまり時間的メリットがないのですが、ここは急ぐ必要があります。
ここに関してはぜひサービスの改善を希望します。
荷物を預かってもらえるかどうか心配していましたが、それについては問題ありませんでした。ジャケットなども含めて全部バイクにくくりつけてしまうのが良いかもしれません。
ただし、ハードケースの場合はやや問題があります。クラウザーならパニアとトップケースが共通ですので、横に付け替えることができます。GIVIなどならトップにしか付けられないはずですが、おそらくそのままではコンテナに入りません。この意味で、クラウザーのシステムは非常にスカイツーリング向きです。
とりあえず大きなゴミ袋みたいなものを準備しておき、ネットやコードでバイクのサイド(あるいはシートあたり?)に固定できる準備をしていくべきです。スカイツーリングは荷物を預かってくれないこともある(場所や年による?)ようなのですが、固定する準備だけはしていった方が良いでしょう。その場合でもあまり高くなるような固定は考え物です。実際にはコンテナはバイクのサイド方向は相当余裕があります。しかし高さ方向の余裕はあまりないです。(車高の低いバイクは知りませんが)
ネットのうわさでは、荷物を預かっていた場合に傷つきなどのトラブルが多発したらしく、それで荷物を預からないようになったことがあると聞きました。真偽は知りませんが、ありそうなことです。
お互いに気持ちよく利用するために、荷物の固定はがっちりしましょう。全日空のスタッフにも余計な気を使わせないようにするのがマナーでしょうね。そもそも傷ついてはいけないような大事なものは機内持ち込みにするべきでしょう。
まあこのあたりは常識的にしていれば問題ないと思います。スカイツーリングは良い企画だと思うので、ライダーのマナーが原因で中止にならないようにしたいですね。
関空からスカイツーリングを使用する人はおそらく少ないと思います。そのせいかどうか知りませんがネットには関空の情報が少ないようです。景色などを書いても参考にはならないと思いますので、特にスカイツーリング特有の事項について詳しく書きます。
出発前の記念撮影です。
自宅から関空までが結構遠いので、前泊することにしました。ホテルはどこでも良かったのですが、ゲートタワーホテルが楽天トラベルで安くでていたのでそこにしました。全日空ホテルですのでまあ高級ホテルといえると思います。しかし、私の格好は作業着屋で買った青いシャツ(速乾性素材)とラフ&ロードの黒いバイク用ズボンという格好です。そのためホテルのフロントでは浮きまくっていました。
部屋は29階で、朝食は54階のレストランでしたが、大阪の景色などはぜんぜん興味がないのでもったいない感じでしたし、朝食のときもやはり浮いていましたが仕方ありません。
まあゲートタワーホテルは関空にはきわめて近いです。あとから考えるとこんなに近い必要はなかったのですが、気分的にはラクです。ただし初日は飛行機に乗るまでに結構疲れますので、前日はいいホテルで熟睡というのもお勧めです。
関空に行くにあたって、まずはスカイツーリングの資料の中にある説明書を熟読しましょう。スカイツーリングといっても、バイクを預けるのが通常と違うだけです。ですので、そこを集中して書きます。
大まかな流れとしては
1.バイクのガソリンを抜く
2.貨物ターミナルへバイクで行ってバイクを預ける
3.旅客ターミナルへ移動して荷物を預け、搭乗手続きを行う。
4.飛行機へ乗る
といった順番になります。まあ3.4は普通の旅行と同じなので問題ないでしょう。問題は1.2と2-3の間の移動です。ここは通常の旅客の流れとはまったく異なります。
バイクを預けるときの問題は道順が極めてわかりにくいことです。関空内の道路の地図をネットで検索してみましたが、見つけられませんでした。もっとも参考になったのはGoogleMapです。
関空の指定ガソリンスタンドは保安地域内にありますが説明書に詳細は書かれていません。しかも、普通の人が行くようなところではないので看板が不親切(?)です。通常の旅行とはまったく違う流れになるため、あまり看板は参考になりません。
説明書には書いてありませんが、指定ガソリンスタンドへは「国際貨物」という看板にしたがって進んでください。このあたりの実際的な説明が決定的に欠けています。
関空道の料金所を越え、一番右端の道をすすめば自然と国際貨物地域に行けるようになっています。まあ看板を見ながら行けば大丈夫でしょう。間違ってもループできるようになっているので問題はないです。
保安地域の入口の検問所?で氏名、名前、目的を書きます。すぐ通してくれますが、バイクだから書くのが面倒です。ちなみに4つゲートがあり、左2つが入構許可証なし用のゲートですので、そちらに並びます。一番待ったのはこのゲートでした。一台一台申込書を書くので時間がかかります。
こんな感じです。
指定ガソリンスタンドに行くと、すぐガソリンを抜いてくれました。まっすぐ走れば左側にガソリンスタンドが見えてくるので、迷う心配はありません。私は5Lほど抜かれましたが、普通に走るには問題ないくらいは残してくれます。
そして保安地域を抜けて国内貨物地域内にあるANAカウンターに行きます。ここがもっとも問題になります。途中でループ橋というのがあるのでそれに乗ってぐるっと回ると、国内貨物への分岐のすぐ手前に出るので、ガツンと車線変更して左に入ります。
まっすぐ行ってしまうとそのまま行くと関空から出ることになりますし、ガソリンがロクにない状態で延々と走ることになります。もしループ橋に乗り損ねたら対岸までがんばってたどり着きましょう。途中ではどうしようもありません。
ループ橋への分岐です。左に行きます。右に行ったら対岸まで行くことになります。
ループ橋の上からの風景です。左側に分岐して、4つあるゲートの右2つが国内貨物行きのゲートです。
Google EarthとGPSのログです。私は下見で一度ターミナルを回ったのでトラックが二重になっていますが、ガソリンスタンドから国内貨物への行き方は実際には非常に簡単です。オレンジ色がトラックですが、Uターン橋を通った後に左に行くだけといえます。
こちらもGPSのログです。左端(南西)がガソリンスタンドです。そして右上(北東)に国内貨物があります。要するに関空を縦断する感じです。ガソリン切れの一抹の不安がよぎります。(実際には全く問題ありませんが。)
心配だったら、最初に看板を確認しながらターミナルを周ってみたらよいと思います。まあそこまでしなくても問題ないとは思います。
国内貨物のANA貨物窓口まで行き、クーポンを渡します。あとはひたすら書類にサインです。このスカイツーリングという企画はとにかくサインが多いです。空港にバイクで入ってから、到着地で走り出すまでに氏名のサインは10回くらいする必要があります。住所は3回くらいでいいですが、それでも結構多いです。
その後バッテリー端子をはずします。それから荷物はバイクに固定できる限りはバイクにつけたまま輸送してもらえるので、その状態で重量が測定されました。ちなみに277kgでした。結構重いですな。
ヘルメットは預かってもらえないのでかならず手荷物扱いになります。あとはジャケットなども可能ならバイク側につけておいたほうが良いです。北海道のツーリングは本州の真冬装備ぐらいになりますので、その格好で関空とか羽田を真昼間に歩くと死ぬほど暑いです。
あとはバイクをパレットに固定し、そのままフォークリフトでコンテナに搭載されます。
こんな感じでコンテナに収まります。
これでバイクを預ける儀式は終了です。結構な手間です。あとは国内貨物地域から警備員のいない?詰所みたいなところを通って展望台?へ抜けます。そこから20分間隔くらいで循環バスが出ていますのでそれに乗って旅客ターミナルまで行きます。
これが展望台から国内貨物のほうを撮影したものです。写真の中央あたりのフェンスに出入り口があります。
ここからは通常の飛行機旅行と同じですので省略します。
こんな感じでコンテナが運搬されます。
ちなみに関空、新千歳便の機種はボーイングB767でした。バイクは直方体のコンテナに格納されます。B747の場合は大型のパレットで積むこともできるそうですが、関空にはありません。B747はもともと軍用の輸送機として開発された機体ですので、旅客型でも輸送能力が高いようです。
2時間くらいのフライトで新千歳に着きました。適当にその辺で昼食を食べてから貨物ターミナルに向かいました。バスもありますが、待つのが面倒だったのでタクシーを使い850円かかりました。直線距離はきわめて近いのですが、車だと大回りになりそれなりに時間がかかります。
この移動はタクシーをお勧めします。歩くことも可能ですが、出発前の時間は貴重ですし、ここで体力を使うべきではありません。バスでもいいと思いますが、余り出ていないので待つのもバカバカしいです。
新千歳の貨物地域に行く途中の景色でやっと北海道に来た実感がわきました。スカイツーリングはあまりにも早く北海道に到着するので、なんとなく実感がないんですよね。
また入り口でサインして入構許可証をもらいます。あとはバイクを受け取って傷の確認をしてまたサインです。バッテリー端子を接続して、指定のガソリンスタンドまで走ります。新千歳の指定ガソリンスタンドはとても良い場所にあり、関空のような面倒さはありません。本当に入り口にあります。間違えようがない感じです。関空みたいに、間違えたら対岸まで行くしかないというような迷惑な場所にはありません。
貨物カウンターの前にはバイク用パレットが山積みになっています。
やっとバイクを受け取りました。いざ出発です。
バイクを受け取ってから高速道路で旭川まで走り、1泊目はスカイツーリングに付属の宿泊でロワジールホテル旭川に到着しました。めちゃくちゃ寒かったです。持っていった服装はホンダの真冬用ジャケット、ユニクロのフリース、作業用長袖シャツ、電熱ベストと完璧に真冬用装備でしたが、持ってきて良かったと思いました。相当寒いです。
シュラフとか着替えとかすぐに必要でないものをホテルにあらかじめ送っておきましたので、それを受け取りました。さらにホテルでお土産(お菓子)を大量に買い込み、荷物を送ったダンボール箱に入れ直して自宅に送り返しました。バイクは荷物があまり載らないので、お土産などはさっさと送るに限ります。
ちなみに予定をあまり決めずにツーリングするなら、スカイツーリングに付属する宿泊は初日か最終日に持ってくるのがよさそうです。1泊はする必要があるのですが、2泊目も追加できます。ただし11000円(一人の場合)を追加する必要があり、バカバカしいので1泊のみです。なお指定施設にはいいホテルも多く、ロワジールホテルもまあまあいいところでしたが、例によってバイクの格好だと浮きます。
スカイツーリングの場合は、有料でいいので送迎サービスをして欲しいです。私は行き帰り4回で全部で4000円以下なら払います。そんなに払うのかと思われるかもしれませんが、そのくらい面倒です。送迎といっても、要するに単なる空港内の移動ですので距離は大したことありません。特に、新千歳の旅客ターミナルから貨物地域までの送迎は一番必要だと思います。ほかは急いでもあまり時間的メリットがないのですが、ここは急ぐ必要があります。
ここに関してはぜひサービスの改善を希望します。
荷物を預かってもらえるかどうか心配していましたが、それについては問題ありませんでした。ジャケットなども含めて全部バイクにくくりつけてしまうのが良いかもしれません。
ただし、ハードケースの場合はやや問題があります。クラウザーならパニアとトップケースが共通ですので、横に付け替えることができます。GIVIなどならトップにしか付けられないはずですが、おそらくそのままではコンテナに入りません。この意味で、クラウザーのシステムは非常にスカイツーリング向きです。
とりあえず大きなゴミ袋みたいなものを準備しておき、ネットやコードでバイクのサイド(あるいはシートあたり?)に固定できる準備をしていくべきです。スカイツーリングは荷物を預かってくれないこともある(場所や年による?)ようなのですが、固定する準備だけはしていった方が良いでしょう。その場合でもあまり高くなるような固定は考え物です。実際にはコンテナはバイクのサイド方向は相当余裕があります。しかし高さ方向の余裕はあまりないです。(車高の低いバイクは知りませんが)
ネットのうわさでは、荷物を預かっていた場合に傷つきなどのトラブルが多発したらしく、それで荷物を預からないようになったことがあると聞きました。真偽は知りませんが、ありそうなことです。
お互いに気持ちよく利用するために、荷物の固定はがっちりしましょう。全日空のスタッフにも余計な気を使わせないようにするのがマナーでしょうね。そもそも傷ついてはいけないような大事なものは機内持ち込みにするべきでしょう。
まあこのあたりは常識的にしていれば問題ないと思います。スカイツーリングは良い企画だと思うので、ライダーのマナーが原因で中止にならないようにしたいですね。
2009-09-08 21:44
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