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「ボクスター/ケイマン 最強メンテナンス」紹介 [ケイマン]

ちょっと前ですが、ボクスターとケイマンについてのいい本が出たので、紹介してみます。
結論から言うと、中古のボクスターまたはケイマンを買おうと思っている人にとっては必携の本でしょう。今乗っている人にとっても、参考になる本だと思われます。

他に(日本語で)まともな本がないので、その意味でおすすめといえると思います。

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それでは簡単に紹介したいと思います。
「最強メンテナンス」と銘打っていますが、メンテナンスと直接の関係が無いこともたくさん書いてあります。最後の方は歴代ボクスター、ケイマンのモデル解説ですし、ショップ紹介もあります。
最初の方は実際に気をつけること、メンテナンスの注意、また中古車選びで気をつけることなどがずっと書いてあり、とても参考になります。

フロントストラットマウントのブッシュが弱いとか、エンジンルームに熱がこもりやすいとかも書いてあります。そのほかにも幌の注意点やエンジンの構造、フラットボトムについての記載もあります。


悪名高いインターミディエイトシャフトについても詳細に書いてあります。ちなみにこの不具合が出た場合エンジン一発交換となります。リビルドエンジンは約180万円なので、もし当たったらブルーですな。
これについては2chなどでも散々書かれていました。2chなのでどこまで本当か知りませんが、結構真実味のあることが書かれています。興味がある方は検索してみてください。
あとはアメリカですね。アメリカではこのあたりの情報の豊富さは日本の比ではありません。Googleでの検索結果をリンクしておきます。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&source=hp&q=porsche+intermediate+shaft+failure&lr=&aq=2m&oq=intermediate+shaft&rlz=1R2GGLL_jaJP351



まあ全体としては「ポルシェに心酔している人」が書いた感じですね。まあたしかにポルシェ(少なくとも2008年モデルのケイマンは)は、自分が行った操作が過不足なく返ってくるいい車です。走ることに関してはとても信頼できると思いますが、走るのに関係ないところは今ひとつです。細かい使い勝手とか、電気系の信頼性などはダメです。新車時からCDの読み込みエラーが頻発するなどは設計ミスでしょう。

簡単に注意点をまとめると、激しく走ることに関しては何の問題もないそうです。気をつけるべきは渋滞であり、それさえなければたいていの事に関して問題ないということらしいです。
これが本当かどうかは知りません。ただ、いろいろネットの情報を見たり、自分の車の印象から、おそらく本当なのだろうという気はします。



繰り返しになりますが、これから中古の987/986を買うのなら絶対に読んだほうがいい内容です。そういう人には強くお勧めします。

今乗っている人に対してもまあまあお勧めです。同じ内容の本は他にないので、そういう意味で貴重な本といえると思います。

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ビンゴ

これは、私も購入して読んでみました。
MY2006の黄僕は既に5万Kmを超過しており、この本によるとショック関係を全交換みたいに書いていますが、PCでは、まだまだ交換の必要なしという感じです。
足回りは、サーキットや山をどれだけ攻めているかで随分と違うような気もしています。この本で心の準備だけはできるのは間違いありませんね。
by ビンゴ (2009-11-03 12:14) 

suomi

「新車時からCDの読み込みエラーが頻発するなどは設計ミスでしょう」

このような感じ方にまったく共感しない。
CDプレイヤーの品質など、サプライヤーの問題だろう。

例に挙げること自体、些末な内容だ。
他にもっと重大な問題はないのか?
by suomi (2016-06-13 19:54) 

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