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「世界の巨大工場2 ポルシェ」 [ケイマン]

CSでナショナルジオグラフィックチャンネルというチャンネルがあります。いわゆるドキュメンタリー番組をメインに放送していますが、そこでポルシェの工場の紹介をやっていました。

「世界の巨大工場2 #5 ポルシェ」
http://www.ngcjapan.com/tv/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/403

まあまあの面白さでした。ちょっと紹介してみます。まずは番組の説明を引用してみます。

「ポルシェ911の組み立てラインに潜入するとともに、世界に旋風を巻き起こした1964年の発売からの歴史をたどる。 現在のポルシェ911は世界を代表するスポーツカーだ。第1台目から同じ工場で作られており、今では14種類のバリエーションがある。トップスピードが時速300キロの、ポルシェにしては控えめな911カレラから、トップスピード312キロを記録する、街を走るレースカー911GT3まで様々だ。色、スタイル、そして気難しいドライバーでさえ納得するスピードを実現するのは、ドイツのシュトゥットガルトにある究極の工場だ。

そもそも997カレラの最高速は300キロでません。カタログスペックではMTで289km/hrだから微妙に間違っています。まあ、そんなことはどうでも良いような気もします。

ちなみに911はドイツ製ですが、ケイマンとボクスターはフィンランドのヴァルメト社製です。わたしのケイマンもフィンランド製のはずです。

Wikipedia - ヴァルメト社
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96



内容ですが、まあそんなにたいしたことはいっていません。結局どこがすごいのか最後までわからない番組でした。私のようなひねくれたメカマニア向けの番組ではない感じでした。GT3とノーマル997の混流生産など、インフィニティG37とニッサンGT-Rの混流にくらべれば天と地ほど違うでしょう。

各ステーションの場所の表示?にスピードメーターを模した感じの表示が入るのですが、フォントといい、デザインといいポルシェ車のデザインそっくりです。なかなか遊び心がある感じです。(意味は見たらすぐわかります)

ちょっと驚いたのが、エンジンのファイアリングによる全数検査です。ナレーションを聞いている限りでは、全数検査をしているようです。そんなことをしていたらコストは上がるはずです。997のエンジンはリビルドで大体一基200万円だそうですが、それくらいかかるのかもしれません。(不明ですが)エンジンをじっとみていましたが(例の)インターミディエイトシャフトを持つ対称ブロック構造かどうかは不明でした。

自動ロボットがエンジンを運ぶ姿はなかなか面白いですが、だからといってどうということはありません。




番組全体で一番印象付けられた点は、ポルシェ社は「大量生産メーカー」であるということです。ラインの組み方などが当たり前ながら、トヨタなどの流れ作業にかなり近いのだろうという雰囲気を感じました。ポルシェは経営危機に際してトヨタ的生産方式を導入したことは一部では有名ですが、ベントレーなどのハンドメイド志向?とは逆です。

興味がある方にはお勧めしますが、私はそれなりの番組だと思いました。あまりマニア向けではない感じですね。

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