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アイMiEV廉価版 [アイ(ガソリン)]

先日アイの修理の代金を払いに行きつけの三菱ディーラーに行きました。セールスマンと色々話をしましたが、私はアイ以外の三菱車には一切興味がないので、いまひとつ話がかみ合いません。

デリカD2の話なども少ししましたが、あまりの興味のなさが向こうにも伝わったのでしょう。いつのまにかアイMiEVのマイナーチェンジの話になりました。社内資料を見せてくれたので、そのことを少し書いてみます。

三菱のアイMiEVのページです。
http://www.ev-life.com/



資料には一番肝心な価格が書いてありませんでしたが、2011年7月(?)の変更のもっとも大きなトピックは廉価版の存在です。ベストカーなどで散々書かれていたので新味はありませんが、変更内容が意外だったので書いてみます。

発表前なので、資料をもらったわけではなく記憶のみに頼って書いていますので、間違っていたら申し訳ありません。



廉価版は要するにバッテリーを削って(というか変更して)安くしたバージョンです。補助金込みで200万円を切る価格に設定してあるらしい。それでも絶対的には安くないのが微妙ですが、これまでの実質300万円弱と比べると圧倒的に安いのは確かです。

ポイントはバッテリーが16KWhから10KWhに減量になっていることです。パワーも46kwから30kwにダウンしています。しかし、もっとも大切なトルクは変わっていません。ということは、発進時には体感で大差がなく、重量が軽い分だけ廉価版が有利かもしれません。高速道路などでは不利でしょうが、そもそもそういう場所を走るような車ではないので問題にならないでしょう。

あとは細かい変更店ですが、ひたすらコストダウンという感じでした。何より驚いたのがヘッドライトがLEDからハロゲンにかわっていることです。HIDではなくハロゲンというのが意外でした。あとはアルミホイールが鉄ホイールに変わっているとか、ひたすらコストダウンしたというのがひしひしと伝わってきます。業務仕様として割り切ったのでしょうか。
それでも、採算は取れているのだろうかという(余計な)心配はあります。おそらく取れていないでしょう。そういうことを度外視して売っている印象があります。


ちなみに高いほう(バッテリー容量が多い、というか今と同じ)には大変更はないようです。回生ブレーキの制御を改良して、回生量をふやしたとのことです。
もともとアイMiEVは、回生を積極的に使うセッティングになっておらず、ブレーキは基本的には(電動)油圧ブレーキです。いまでも回生はかかっていますが、おそらくもっと強力に回生するように変更したのでしょう。
これは予想通りの変更です。実際に乗るとわかりますが、ブレーキ操作で回生量が増えないのはなんだかもったいないように感じます。ブレーキで止まるたびにBレンジに入れるのも面倒ですしね。

初期型は相当気を使って、ガソリン版とのフィーリングの差をつぶした感じです。燃費(電費?)を犠牲にしても、慎重に発売したということを強く感じました。そうしてセッティングに時間をかけてから、マイナーチェンジでやりたかったことを実現したということだと思います。



しかし、自分で買うとしたら時期尚早と思います。平均速度が低く、人口の多い都会ならいいと思いますが、田舎ですので航続距離という弱点が表面化しやすい状況ですので、まだ買えません。

ただアイMiEVのシリーズハイブリッド版が出たら、即座に買い換えます。冬に気を使って暖房をケチりたくありませんので。
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