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セロー キックスターター装着 [セロー225]

寒い時期もそろそろ終わりですが、セローはキャブ車であり寒いときには始動性が悪いです。5MP(セロー225の本当の最終型。225WEとしては後期型)は比較的始動性が良いということであり、確かに頻繁に乗っていれば始動性は悪くないと感じます。それでもキャブ車なので、かかりにくいときはセルを長めにまわす必要があるときもあります。
セルを長く回すのはバッテリーが弱りそうで気分が悪いので、今回キックスターターをつけてもらいました。

こちらです。純正オプションです。




セローは1985年発売の最初期型はキックスターターのみでしたが、モデルチェンジでセルが装備されました。

このあたりはWikipediaが詳しいです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8F%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%BC

当時はオフ車はキックスターターが当たり前だったようですが、セルのほうが初心者に優しいということで「オフ車へのセル装備」が常識化するきっかけとなったようです。実際に足場の悪いところでエンストした際に、ボタンひとつで再始動できるのは手軽で良いです。足場が最悪なときにキックをしないといけないのは大変でしょう。昔は大変だったんだろうなと予想されます。

そのため、セル装備車にはキックスターターは付いていませんが、オプションで付けることはできます。正直言って必要性は微妙ですが、寒いときにバッテリーを保護するために保険として装着しました。

写真の真ん中にある黒い鉄棒がキックスターターです。
serow_kick1.jpg

角度を変えてもう一枚です。
serow_kick2.jpg




実際にキックをつけた感想ですが、意外とキックスタートは難しいです。やたらめったら蹴ればよいというものではなく、蹴る位置を探り、探った後は一気に蹴りぬくという感じにする必要があります。またチョークも適切に調整する必要もあります。
原始的ですが、メカの勉強にはなるような気がします。CB1300SFはいつでもどこでもボタン一発でエンジンが始動していましたが、そういうのとは異なるプリミティブな感じがします。これはこれで悪くないです。

ただし、キックスターターは重量が増えます。おそらく1-2kgくらいだと思いますが元が軽いので気になります。究極の軽量を求める方にはお勧めいたしません。

総合的には余り要らないような気がしますが、個人的には満足しています。
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