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「Closer to the edge」  [クルマ関係]

久しぶりにDVDを買いました。

マン島TTレースを題材にした、「Closer To The Edge」です。普通の人からみたら、完全に常軌を逸しているとしか思えない公道レースである、マン島TTを取材したノンフィクションです。

映画全体を独特な雰囲気が支配していますが、とくに「ガイ・マーティン」の自由な感じが異彩を放っています。

Amazonではこちら



マン島TTとは、最も歴史の長いバイクレースの一つです。

Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E5%B3%B6TT%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9

いわゆる公道レースですが、本当に公道です。すぐ近くに石壁があるような信じられないようなコースのなかを現代の超高性能スポーツバイクが疾走するレースです。
しょっちゅう死者が出るらしいですが、それも当たり前でしょう。それでもずっと存続しているところがイギリスらしいです。
日本ではありえないですね。いわゆる「常識人」が危険すぎるからやめろという抗議をして、それに主催者が屈するという構図が目に浮かぶようです。


youtubeにもいろいろ動画はありますが、このあたりがとても綺麗です。

Isle of man TT 2009 slow motion HD
https://www.youtube.com/watch?v=Ha2fy85vCTE
あまりにも音楽と映像がマッチしています。美しすぎる。


THE GREATEST SHOW ON EARTH? ★HD★ 322kmh-200mph
https://www.youtube.com/watch?v=iRWp9rhfS_0
これもよい動画です。




この映画には、数々の名言が出てきます。
その中でも、 「死を愛することはできない。でも、死があることを知らずに、人生を愛することはできない」という言葉はすごいです。

このレースは常に死と隣り合わせであり、そのことをわかっていながら、それでも出場するライダーがいるのでしょう。
その気持ちは完全には理解できませんが、単なる臆病な普通のライダーとして、少しは分からなくもないです。この気持ちが全く理解できない人は、おそらくバイクの面白さというものも理解できないような気がしました。

バイクが好きな人なら、いろいろな意味でなにか感じるものがある映画だと思います。
バイクが嫌いな人が見ると、狂った人たちのストーリーとしか思えないのだろうとも思いますね。

バイクが好きな人は、一度見てみることをお勧めしておきます。

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