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ヤマハ本社訪問 [セロー225]

夏休みで伊豆諸島に行きました。途中で浜松に寄りましたが、その時にヤマハ(正確にはヤマハ発動機)の本社を訪問しました。ちょっとした博物館のようになっており、バイク好きであれば面白いところです。

こちらです。「ヤマハコミュニケーションプラザ」
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ヤマハのHPはこちらです。
https://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/cp/index.html

ここは、要するにヤマハの製品を展示している博物館です。この手の会社は良く博物館を併設していますが、これもその一つです。またこれもお約束ですが、宣伝の一環なのでタダであり、内容が濃いこともありなかなかコスパは良いところです。(ただし人は選びます)

ちなみにトヨタ(レクサス含む)のスポーツエンジンはヤマハが作っていることが多く、LF-Aの1LRエンジンやクラウンなどの8ARも展示されています。

1LR
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1LRはまあ単なるV10NAであり、特殊な車のための特殊なエンジンですので、あまり面白くはありません。
しかし、8ARはトヨタとは思えないつくりだと思っていましたがやはりヤマハ製だったようです。目立たないところに微妙に展示されているので、興味がある方はどうぞ。ちなみに1LRは目立つところにおいてあります。

自分はスポーツカーで大事なのは「サウンド」だと思っていますが、その意味ではLF-Aの音はいい音です。カッコが悪いので欲しくはありませんが、音に関してはLFAは素晴らしいです。楽器屋をグループにもつヤマハならではかもしれません。
ちなみに2UR-GSE(IS-F)なども音は結構いいです。これもやっぱりヤマハだからでしょうか。まあ、サウンドに関しては昔のフェラーリやポルシェのほうが良い音です。歴史の差かもしれません。




1-2階が展示になっており、いろいろなバイクがあります。8耐のマシンが展示してあったり、V-MAXが置いてあったりしますが、われらがセローも展示されていました。
初期モデルだろうと思いますが、散々抗議を受けたであろう角(つの)は、キチンとカモシカのものになっていました。(初期は角が日本鹿になっていた)

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自分で乗って思いますが、セローはパワーもなく、いわゆるとんがった性能はまったくありません。しかし、ベテランから初心者まで楽しめる奥の深いバイクです。名車中の名車であるとおもっており、やはりヤマハの博物館なら展示されるべきモデルだろうと勝手に感じています。

また、部品の共通性を長期間保ってくれるのがヤマハの良いところです。これはある意味非合理的な構造を受け入れるということと同義ではありますが、うちの古いセロー(15年前)でも、機能部品はほぼすべて新品が手に入ります。古いものを大事にする(ことをサポートする)のは、すばらしいことだと思います。


なお、ジェッターよりもさらにニッチなYPJ-Cも展示されていました。このチャリはクランク軸を直接駆動する珍しい電アシです。つまり、ジェッターよりもコンポーネントがさらに人力自転車に近いです。
これは構造がスポーツチャリにさらに近いということを意味しますが、さらにニッチになっていることは否めず、売れるのかどうか疑問に思います。

yamaha6.JPG




展示もよかったですが、個人的にもっともよかったのがデジタルライブラリーです。

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これは以前のカタログとかヤマハの社内報などが見られます。あまりの面白さに読みまくってしまいました。
ちなみにこれは1985年のセロー発売の時のものです。
yamaha5.JPG



まあ、ここはバイク好きには良いところです。
ちなみに浜松にはスズキの本社もあり、そちらにも博物館があるそうです。今回は時間がなくていけませんでしたが、ぜひスズキにも行きたかったです。


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