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積立NISAをどうするか [投資]

「貯蓄から投資へ」という使い古されたお上の政策ですが、それでも世の中に少しずつ浸透してきている印象があります。現金融庁長官の激しいツッコミもあり、また投資ブロガーの力も徐々にですが世の中を動かしているような気もします。

このようないろいろな要因はあるのだと思いますが、金融庁肝いりの「積立NISA」が導入されます。レガシーNISAの導入の時も思いましたが、積立NISAもなかなか微妙な制度ですね。
個人的には、拠出限度額の問題はあるもののiDeCo(確定拠出年金)の威力の前には、積立NISAはかすんでいると言わざるを得ないような状況にも見えます。しかし理念は買います。

NISAを現在使用しているものとしては、積立NISAに移行するかどうかを決めないといけません。悩むところですが、うちはもう少しレガシーNISAで行くつもりです。

Wikipedia - 積立投資
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%8D%E7%AB%8B%E6%8A%95%E8%B3%87



なお、当家のNISA使用状況ですが、あまりポリシーはありません。たまに買う個別株とJ-REITが数割程度を占めていますが、ほとんどは海外株式のインデックスファンドで占められています。資産全体でのバランスを考え、適当に海外株式クラスをメインにしています。

レガシーNISAが2014年?から始まったはずですので、当初の期限の5年間がもう少しで終了します。終わった時には一度ロールオーバーが可能なはずですので、5年といっても要するに10年ととらえたほうがよいのでしょうか?
1年の投資上限がいつのまにか120万円/年になっており、また値上がり分もロールオーバー可ということになったようなので、現在はレガシーNISAの役割が大きい状況かもしれません。

本来なら、20年という長期にわたる投資が可能である積立NISAのほうが良いのは確かでしょう。しかし、もう少し様子をみてからどうするか決定する予定です。

一応1年ごとに積立NISAとレガシーNISAを選択することができるようですが、実際のところは毎年変更する意味がないと思われ、事実上はどちらかを選択するような感じとなるでしょう。

積立NISAは、制度設計や扱える金融商品に金融庁の姿勢が強く出ている印象です。一般的なサラリーマンが可能な投資の王道といってよい考え方が背景にあるのは間違いないでしょう。その意味で、これから始めるなら積立NISAが良いのは間違いないでしょう。
しかし、現時点でうちで問題となっているのは、「現時点でレガシーNISAを使用している時に今後どうするか」ということであり、すでにリスク資産を保有している場合は良くある状況であろうとも思います。

まあ、どうせ先のことなどわからないため、上限額などから見てどちらでも大差はないような気もします。

・これから始めるなら「積立NISA」、
・現行NISAを使っているなら、現行NISA期間が終わってから積立NISAに移行

このあたりが現実的な方針でしょうか。繰り返しですが、これをどうしようが大差はなく、損失が出ることを見込むなら、すべて特定口座で取引するという人がいても、別に驚きませんね。
どうせ悩んだところで、結局は市場の動きを予測することはできないので、目標とするアセットアロケーションを決めて適当に低コストなファンドを買うという適当な行動が、おそらくベターであることは変わらないでしょう。真剣に悩んだところでムダだろうとは思います。



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