タイヤ空気圧センサー交換 [GT-R]
R35にはタイヤ空気圧モニタリングシステム(以下 TPMS)が装着されています。間接的に推定する間接式と、センサーで実測する直接式がありあますが、R35のものは直接式です。
今回R35のホイールのTPMセンサーを交換し、なおかつ自分でセンサー登録をしましたので情報として記載しておきます。
ポルシェの時も思いましたが、この手の情報はネット上に少ないです。皆さん高いお金を出してディーラーなどで登録してもらっているのでしょうか。ケチケチ35生活の参考になればうれしいです。
このようなセンサーが装着されています。
前記の通りR35には全車TPMSがついています。センサーがないホイールに付け替えるとか、センサーを認識していない場合はエラーになります。それでもエラーになるだけで普通に走れますが、メーターパネルの警告はかなり気になります。
本来の意味はR35はランフラットタイヤであるため、空気圧が下がってもドライバーが認識できないらしいです。そのため空気圧低下を警告する目的でTPMSがついているということのようです。
今回は標準装着タイヤ(2014モデルなのでダンロップ)のワンダリングがかなりひどいため、アドバンスポーツV105が装着されている前期型のホイールをヤフオクで買いました。センサーは一応着いているようでしたが、私の2014モデルにはセンサー登録ができなかったため、おそらく古いセンサーだろうと考えていました。(結果としてはその通りでした。)
今回やっと正規(というか2014モデルのもの)のセンサーを装着し、自分でセンサー登録を行いました。以下にそのあたりのことを書いてみます。
TPMSセンサー自体は、車を購入したディーラー(NHPC)から買いました。自分の車に合うものを送ってもらいましたので特に手間はかかっていません。価格はセンサー二つで16000円くらいでした。ポルシェとくらべてリーズナブルです。まあ、巷でいうところの「R35価格」からみるとマシなほうでしょう。
MY14の標準センサーです。1個8000円くらいです。バルブのところに装着します。
中身はこんな感じです。やはり電池交換はできないようです。(再掲)
これは一度ディーラーに行って相談した時の資料です。右下にTPMSのセンサーがあります。なお、「デンソー」と大きく書いてありますが、最初はR35にデンソー(会社名)製のものが採用されているのかと思いました。しかしよく考えると「電装」をカタカナ表記してあるだけなのかもしれません。
TPMSセンサーのモデルイヤー別の部品番号です。このようになっているようであり、かなりしょっちゅう変更されているようです。
なお、センサー登録には、ダイアグツールが必要です。ニッサンの純正はコンサルトという機械らしいですが、今回自分はツールプラネットのTPM1000の中古をヤフオクで買いました。
カーマンスキャンという機械でもよいらしいですが、詳細は知りません。すくなくとも自分のTPM1000とMY14ではできましたが、他の機械について詳細は知りません。
ツールプラネット
http://www.toolplanet.jp/
TPM1000は販売は終了しています。またサポートも近いうちに切れるようです。ただ、自分のGT-R(MY14)にかんしては現時点でサポートされているため、自分にとっては今後のサポート停止は関係ないとは言えます。 アップデートに関しては1年6000円程度で最新にできます。結構高いです。
また、R35はバッテリー交換などで結構しょっちゅうエラーがでます。「CANバス通信エラー」とか「ポップアップエンジンフード」などのエラーがでます。診断ツールはそのようなエラーも消せるため、結構便利に使えます。
こんな感じの機械です。
コネクタをOBDポートにつなぎます。運転席の右下にコネクタがあります。電源もOBDコネクタから供給されるため、本体にスイッチはありません。
車のスイッチを入れシステムを立ち上げますが、エンジンはかけません。その上でTPM1000をOBDコネクタにつなぎます。メニューを選ぶと、メーカー選択画面になります。もちろん「NISSAN」を選びます。
次は車種です。これも当然「NISSAN GT-R」です。
次は年式です。MY14は2013/11からなので、それを選択です。
このあとにタイヤ空気圧センサー登録です。「センサーのID登録が消えますがよいですか」、という警告をオーバーライドすると、TPMSセンサーの登録画面になります。
そのとき、以下のような表示になります。これはセンサー登録の順番をあらわしており、かならずこの順番で登録する必要があります。要するに左前から車両を右まわりに回る感じです。
画面はこんな感じです。この時は、左前のみ登録済みということです。
さらにセンサー登録の際には、トリガーツールが必要となり、このツールでセンサーを起動する必要があります。
この機械はネットでも結構高いです。
こんな感じでセンサーを起動します。なかなか反応せずイライラしますが、数分程度かざすとOKです。反応したら、ハザードランプが数回点灯します。このツールを当てる角度が少し微妙ですが、この写真の位置が最もよさそうでした。
なお、ディーラーに聞いたところ、TPMSセンサーの寿命は10年と言っていました。本当でしょうか?長すぎるような気がします。ただ、ネットを見ているとそろそろ切れている車両も出てきているようですので、もう少し短いのかもしれません。寿命にかんしては、確かめる方法が事実上ないため、予防交換がおすすめです。つまり、R35のタイヤの価格と交換工賃を考えた場合、タイヤ交換の時に一緒に代えてしまったほうが良いような気がします。
なお今回のホイール交換で前輪のみは、ヨコハマのアドバンスポーツ(V105)になりました。ワンダリングはほとんど消えました。ただ、純正ダンロップのような超シャープなソリッド感も薄いですが、まあこんなものだろうと思います。アドバンスポーツは結構気に入っています。
ランフラットでなくなるため、パンクするとレスキューを呼ばないといけなくなります。しかし、パンクの頻度を考えると別に構わないとおもいますね。「300km/hでバーストした場合の安全性」がどうとかいう問題はあるかもしれませんが、どうせリミッターがあるのでそんなに出ませんし。
ただし以上を見てわかる通り、結構高い機械が必要となります。近くの店でセンサー登録をしてくれるのであれば、素直に店に頼むのが良いでしょう。機械さえあれば大した手間ではないので、高くはならないと思います。(ディーラー価格は知りません。念のため。)
今回のように情報収集をして、ツールなどをわざわざ買ってというのは、正直割には合わない行動です。しかし、今回の記事が参考になる読者の方がおられれば幸いです。
今回R35のホイールのTPMセンサーを交換し、なおかつ自分でセンサー登録をしましたので情報として記載しておきます。
ポルシェの時も思いましたが、この手の情報はネット上に少ないです。皆さん高いお金を出してディーラーなどで登録してもらっているのでしょうか。ケチケチ35生活の参考になればうれしいです。
このようなセンサーが装着されています。
前記の通りR35には全車TPMSがついています。センサーがないホイールに付け替えるとか、センサーを認識していない場合はエラーになります。それでもエラーになるだけで普通に走れますが、メーターパネルの警告はかなり気になります。
本来の意味はR35はランフラットタイヤであるため、空気圧が下がってもドライバーが認識できないらしいです。そのため空気圧低下を警告する目的でTPMSがついているということのようです。
今回は標準装着タイヤ(2014モデルなのでダンロップ)のワンダリングがかなりひどいため、アドバンスポーツV105が装着されている前期型のホイールをヤフオクで買いました。センサーは一応着いているようでしたが、私の2014モデルにはセンサー登録ができなかったため、おそらく古いセンサーだろうと考えていました。(結果としてはその通りでした。)
今回やっと正規(というか2014モデルのもの)のセンサーを装着し、自分でセンサー登録を行いました。以下にそのあたりのことを書いてみます。
TPMSセンサー自体は、車を購入したディーラー(NHPC)から買いました。自分の車に合うものを送ってもらいましたので特に手間はかかっていません。価格はセンサー二つで16000円くらいでした。ポルシェとくらべてリーズナブルです。まあ、巷でいうところの「R35価格」からみるとマシなほうでしょう。
MY14の標準センサーです。1個8000円くらいです。バルブのところに装着します。
中身はこんな感じです。やはり電池交換はできないようです。(再掲)
これは一度ディーラーに行って相談した時の資料です。右下にTPMSのセンサーがあります。なお、「デンソー」と大きく書いてありますが、最初はR35にデンソー(会社名)製のものが採用されているのかと思いました。しかしよく考えると「電装」をカタカナ表記してあるだけなのかもしれません。
TPMSセンサーのモデルイヤー別の部品番号です。このようになっているようであり、かなりしょっちゅう変更されているようです。
なお、センサー登録には、ダイアグツールが必要です。ニッサンの純正はコンサルトという機械らしいですが、今回自分はツールプラネットのTPM1000の中古をヤフオクで買いました。
カーマンスキャンという機械でもよいらしいですが、詳細は知りません。すくなくとも自分のTPM1000とMY14ではできましたが、他の機械について詳細は知りません。
ツールプラネット
http://www.toolplanet.jp/
TPM1000は販売は終了しています。またサポートも近いうちに切れるようです。ただ、自分のGT-R(MY14)にかんしては現時点でサポートされているため、自分にとっては今後のサポート停止は関係ないとは言えます。 アップデートに関しては1年6000円程度で最新にできます。結構高いです。
また、R35はバッテリー交換などで結構しょっちゅうエラーがでます。「CANバス通信エラー」とか「ポップアップエンジンフード」などのエラーがでます。診断ツールはそのようなエラーも消せるため、結構便利に使えます。
こんな感じの機械です。
コネクタをOBDポートにつなぎます。運転席の右下にコネクタがあります。電源もOBDコネクタから供給されるため、本体にスイッチはありません。
車のスイッチを入れシステムを立ち上げますが、エンジンはかけません。その上でTPM1000をOBDコネクタにつなぎます。メニューを選ぶと、メーカー選択画面になります。もちろん「NISSAN」を選びます。
次は車種です。これも当然「NISSAN GT-R」です。
次は年式です。MY14は2013/11からなので、それを選択です。
このあとにタイヤ空気圧センサー登録です。「センサーのID登録が消えますがよいですか」、という警告をオーバーライドすると、TPMSセンサーの登録画面になります。
そのとき、以下のような表示になります。これはセンサー登録の順番をあらわしており、かならずこの順番で登録する必要があります。要するに左前から車両を右まわりに回る感じです。
画面はこんな感じです。この時は、左前のみ登録済みということです。
さらにセンサー登録の際には、トリガーツールが必要となり、このツールでセンサーを起動する必要があります。
この機械はネットでも結構高いです。
こんな感じでセンサーを起動します。なかなか反応せずイライラしますが、数分程度かざすとOKです。反応したら、ハザードランプが数回点灯します。このツールを当てる角度が少し微妙ですが、この写真の位置が最もよさそうでした。
なお、ディーラーに聞いたところ、TPMSセンサーの寿命は10年と言っていました。本当でしょうか?長すぎるような気がします。ただ、ネットを見ているとそろそろ切れている車両も出てきているようですので、もう少し短いのかもしれません。寿命にかんしては、確かめる方法が事実上ないため、予防交換がおすすめです。つまり、R35のタイヤの価格と交換工賃を考えた場合、タイヤ交換の時に一緒に代えてしまったほうが良いような気がします。
なお今回のホイール交換で前輪のみは、ヨコハマのアドバンスポーツ(V105)になりました。ワンダリングはほとんど消えました。ただ、純正ダンロップのような超シャープなソリッド感も薄いですが、まあこんなものだろうと思います。アドバンスポーツは結構気に入っています。
ランフラットでなくなるため、パンクするとレスキューを呼ばないといけなくなります。しかし、パンクの頻度を考えると別に構わないとおもいますね。「300km/hでバーストした場合の安全性」がどうとかいう問題はあるかもしれませんが、どうせリミッターがあるのでそんなに出ませんし。
ただし以上を見てわかる通り、結構高い機械が必要となります。近くの店でセンサー登録をしてくれるのであれば、素直に店に頼むのが良いでしょう。機械さえあれば大した手間ではないので、高くはならないと思います。(ディーラー価格は知りません。念のため。)
今回のように情報収集をして、ツールなどをわざわざ買ってというのは、正直割には合わない行動です。しかし、今回の記事が参考になる読者の方がおられれば幸いです。
2018-01-21 22:37
nice!(2)
コメント(0)
コメント 0