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純正タイヤについて その2(ダンロップ) [GT-R]

GT-R(MY14)の標準タイヤは、ダンロップの「SP SPORT MAXX GT 600 DSST CTT」です。保証を受けるなら、これ以外は使ってはいけないようなので、ずっと同じタイヤを履いています。

このタイヤの性能は認めますが、かなり減りが早い印象です。現在の走行距離は4年で11000kmですが、とくにフロントはほぼ限界です。

現在の摩耗状況です。スリップサインぎりぎりです。明らかに交換時期ではあります。R35_tire1.jpg

みんカラなどをみていると、R35のタイヤはかなりすり減るようです。2万キロで交換などというのを見ましたが、そんなに持つでしょうか? 自分はサーキット走行などはしたことがありません。普段もそれほど飛ばしませんし、峠に行ったりもほとんどありません。ほとんどの時間が街乗りです。それほど厳しい使い方をしている自覚はありません。

摩耗については、パフォーマンスを考えると仕方ないだろうと思いますが、判断する際にとても参考になる”UTQG”についても今回考察してみます。

Wikipedia UTQG(英語版Wikiediaより)
https://en.wikipedia.org/wiki/Uniform_Tire_Quality_Grading

UTQGというのは、アメリカでは義務化されている表示です。日本国内向けのタイヤにはついていませんが、日本のメーカー製でもグローバルモデルには表示されています。

摩耗、ウェットグリップ、放熱性 が表示されており、それぞれTreadwear, Tracrtion, Temperature と表示されています。

R35の純正タイヤはこのようになっています。 200 A A ということです。
R35_tire2.jpg

ちなみに、このクラスになるとウェットグリップや放熱性は良いのが当たり前なので問題ではありません。
問題は摩耗でしょう。

255/40R20(フロントサイズ)で、TireRackで検索すると一覧がずらっと出てきます。

https://www.tirerack.com/tires/TireSearchResults.jsp?zip-code=&width=255/&ratio=40&diameter=20&rearWidth=255/&rearRatio=40&rearDiameter=17

ダンロップ SP Sport MAXX GT600 DSST CTT : 200 A A
ブリジストン Potenza RE070R RFT: 140 A A
ブリジストン Potenza RE-71R: 200 A A
ミシュラン Pilot sports3: 320 AA A
ミシュラン Pilot Sports4S: 300 AA A
ヨコハマ アドバンスポーツV105: 240 AA A

この中ではミシュランが寿命が長そうです。ただ、純正タイヤの特性からみて、おそらくR35にはパイロットスポーツは合わないでしょう。R35の純正タイヤ(ダンロップ)は信じられないようなレスポンスを示します。パイロットスポーツはソフトな感じがあるので、純正とはかけ離れているだろうと思います。

なお、日本のタイヤのラベリング制度は、転がり抵抗とウェットグリップになっています。転がり抵抗とウェットグリップはほぼトレードオフなので、良いところを突いているとはおもいますが、「燃費」というのが日本らしい。

個人的にはランフラットでなくなることも、保証もそれほど気にならないため、非ランフラットタイヤに交換することを検討しています。フロントがアドバンスポーツV105なので、リヤもそれにそろえるかどうか悩ましいところです。
気軽に交換できるような値段ではないので、難しいです。さらに、R35に非純正タイヤをつけたという話もあまりないようですので、ネット上でもインプレがあまりなく、参考になりません。

ちなみに、ランフラットのマークがこちらです。最初は回転方向指定マークかと思いました。
R35_tire3.jpg



ただ、一つだけいえることは純正タイヤを交換するとしても、ディーラーでは交換しないだろうということです。高すぎてバカバカしいです。

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