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アイミーブ 普通車に・・・。 [アイMiEV]

自分のアイは2006年登録であり、現在12年目に突入しています。とくに問題なく走っており、2kmの通勤に毎日使っています。
しかし、今の使い方ならEVであるアイミーブのほうが向いているのではないかと思い、ずっとアイミーブのことはフォローしていました。

アイミーブは2009年に一般販売開始されてから、小手先の改良のみでここまで来ていますが、なんと最新モデルは軽自動車ではなくなりました。
全く意味が分かりません。こんなにわけのわからないマイナーチェンジは初めてみました。衝撃です。

三菱自動車:プレスリリース
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2018/detail5195.html




まずは上記のプレスリリースを引用します。

【ここから引用】
1.主な変更点
(1)エクステリアのデザイン変更
•フロントバンパーとリヤバンパーの変更により、張りのある前後フェンダーがタイヤを包み込み、ロードハギング感を高め、サイドエアダムをボリュームのあるデザインに変更することで、低重心で安定感のあるスポーティなスタイリングとしました。また、フロントバンパーにはフォグランプを標準装備としました。
•フロントバンパーの変更に伴い、全長が3,395mmから3,480mmに拡大することで、軽自動車から登録車に変更となります。
•モノトーン車には前後ドアサッシュにブラックアウトテープを採用し、細部の質感を向上させました。
•スターリングシルバーメタリック、スターリングシルバーメタリック/ホワイトパールの2トーンカラー(有料色75,600円高[消費税込])の2色を新たに設定した全5色展開としました。

(2)電池高温時お知らせ機能の追加
•駆動用バッテリー温度が高い状態で急速充電をした場合、充電時間が長くなることをお知らせする機能を新たに採用しました。
(3)グレード展開の見直し
•総電力量10.5kWhの「M」を廃止し、同16.0kWhの「X」のみの設定としました。
【引用終わり】


全長が3480mm に85mm長くなったようです。そのせいで軽自動車から登録車になったようです。
ここはにわかには信じがたいですが、要するに日本市場を完全に見捨てたということなのでしょう。全幅はともかく、全長が少し長くなったからと言って、使い勝手は変わりません。軽自動車は日本のみの規格であり、日本以外で売るならこの違いは関係ないだろうと思います。
逆に日本では、この変更は事実上デメリットしかありません。アイミーブはもともと日本で売る気があるとは思えない感じでしたが、その印象がますます加速します。

アイミーブの16kwh版は、エアコンでのバッテリー冷却システムがついています。バッテリーが高温の際に充電時間が伸びるのは常識であり、この警告に意味がどこまであるのかどうかよくわかりません。この警告が本当に必要なのはリーフでしょう。(あるのかどうか知りませんが)

Mグレードを廃止というのは、かなり微妙です。どうせアイミーブは16kwhモデルでも大して走れません。この意味で、劣化がきわめて少なく、急速充電に強いSCiBバッテリーのモデルがなくなるのは、ある意味アイミーブの強みであるところを捨てたわけです。かなり微妙です。SCiBの20kwhモデルがでれば買ったのに・・・。

あと欲しいものは、意識高い系の人が聞くと卒倒しそうになると思われる、燃焼式ヒーターの標準装着でしょう。軽油を入れるタンクを新設し、小さいヒーターで温水を作るというオプションがあれば最高です。バッテリー容量からの航続時間を考えると、これ一発で暖房問題は解決です。ヒートポンプ云々などをすべて吹き飛ばす威力があるはずです。



今回のマイナーチェンジはいろいろな意味で微妙です。それでも、アイミーブは乗り心地とパワーは好きなので中古はいつもチェックしています。EVは中古は激安ではありますが、それはバッテリーの劣化の裏返しです。

さすがにリーフは始めていますが、三菱もバッテリーの交換価格をきちんと公開すべきです。まともな値段で交換できるようにすれば、中古ももう少しマシな価格で売れるのではないかと思いますが、もともとほとんど売れていないことを考えるとそれも微妙かもしれません。




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