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EV充電コンセント工事 [アイMiEV]

アイミーブの購入を検討中ですが、その際必要になってくるのが何らかの充電設備です。全ての充電を公共の充電設備でまかなうことは一応可能ですが、EVの特性からみて基本は自宅での充電でしょう。

自分は現在借家に住んでおり、もともとEV用のコンセントはありません。設置するとすれば、業者に頼むか自分でやるかです。頼んでもよいのですが、それほど難しくなさそうですので、DIYを念頭に検討してみました。
(なお、私は第2種電気工事士の資格がありますので合法ですが、無資格でこの工事をするのは違法です。)

EVの充電というのは、基本的に200Vで行います。100V充電も可能ですが、時間が長くなることなどから推奨されていません。(禁止というわけではありません。)
通常の家には単相3線式で電気が供給されており、-100V、0V、+100Vの線が来ています。(かなり簡略化していますが・・・。)
ほとんどの機器が100V駆動だと思いますが、200Vの線を引き出すのは非常に簡単です。0Vと+100Vの組み合わせで100Vとなり、-100Vと+100Vであれば200Vになります。この切り替えは分電盤の中で行えるようになっています。

ということで、200V用の配線を増設することを考えましたが、EVは雨のかかりうる屋外で200Vを扱い、かつ大電流が長時間流れる特殊な機器です。ということで、専用線で、かつ高感度の漏電ブレーカーを主幹のブレーカーの下流に挟むことが指定されています。
また将来の30A充電に対応するために、単線(VVF)では2.6mm以上が指定されています。少し太く重く、かつ曲げにくいVVFです。

このあたりは日産のガイドラインをご参照ください。EVの普通充電設備の工事については、すべてが網羅されています。
https://ev.nissan.co.jp/LEAF/PDF/guideline_charge.pdf

もちろん駐車場所の近くにEV充電コンセントがないといけないため、室内の配電盤から外まで上記の太い電線を引っ張る必要があります。



この暑いなか屋根裏に入って調査しましたが、当家は分電盤から屋根裏経由での配線も可能です。外部への配線の引出しは問題ありません。屋外でで屋根の下にコンセントを配置することも可能です。
分電盤の中にアースがないので、新たにとる必要がありますが、周りが土なので問題ないと思います。

まあ、一度プロに見てもらって見積もりを取ります。安ければ頼む予定です。
そもそもEVを買うかどうかさえも決定していないので、どうせそれほど急ぎませんし。

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