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タイヤ交換 with インパクトドライバ [クルマ関係]

以前タイヤ交換にインパクトレンチを購入したことを書きました。
正直そこまで必要なのかという気もしますが、便利なのは確かです。ただ、これまでの交換ではインパクトドライバを使っていました。
インパクトドライバを併用するだけでも、相当ラクですのでそのあたりについて書いてみます。あくまで自分のやり方ですが、電動工具なしよりは相当のスピードアップになります。
(いつものお断りですが、これはあくまでイレギュラーな使い方です)

インパクトドライバ用の19mmソケットを装着済みです。また左側は、インパクトドライバ用のソケットを装着したハンドルです。仮止め用です。
doraiba.jpg




前提として、最初の緩めと最終締め付けはできません。そのため別のハンドツールが必要です。
自分は長いスピンナハンドル✛ソケットを使用しています。100Nm程度のトルクが出ればなんでもよいでしょう。クロスレンチでもよいですが、あればくるくる回すのがラクというタイプの工具です。インパクトドライバを併用した場合は、締め付けのみとなり回す場面はほとんどないため、あまり必要ではないでしょう。


まず最初は、スピンナハンドル+ソケットで少しだけ緩めます。90度で十分です。気になるなら1回転緩めればよいですが、インパクトドライバでもそれなりのトルクがあるため、90度の緩めで十分緩みます。おそらく45度でも緩むと思います。
ここがかなり重要で、工具の持ち替えおよび再度のはめ込みが必要ないため、時間はほとんどかかりません。人間は引き上げる方が力が入りますので、ハンドルを地面すれすれになるようにセットして引き上げれば終了です。
ジャッキアップ前にすべての車輪でしておけばよいですし、この場合ホイールが動かないので簡単です。

そのあとはジャッキアップですが、これは車両ごとに場所が異なります。左右の車輪を一気にジャッキアップできれば簡単です。アイは可能ですが、これは車によるでしょう。


その後インパクトでナットを外しますが、下側にあるナットから外した方がやりやすいように思います。一つあたり1秒で外れますので一瞬です。F1のピットイン的です。

その後タイヤを交換しますが、ボルト穴に引っ掛けるのが結構大変です。
タイヤの下側を押さえて(ネガキャン方向にかたむかないように)から、下側のナットをはめます。まずは手あるいはソケットではボルトにはめて、数回転程度回します。インパクトで斜めに締め込むとねじ山を壊しますので、その予防です。
そのうえでインパクトドライバで打撃が数回起こる程度まで締め込みます。これでタイヤは完全に固定されます。

残りのナットをはめ、やはり手で数回転締め込みます。そのままインパクトドライバで仮締めとして、これで一輪が終了です。


ここまでの作業を4輪行います。ジャッキを下ろして最後はトルクレンチやスピンナハンドルで最終締め付けを行って終了です。
インパクトドライバは、かなり精密にトルクを調整できるため、うまくやれば最終締め付けに必要な残り角度を大体同じ程度にそろえることができます。これも時間短縮の一環です。




上記のように文章で書くと複雑ですが、実際は簡単です。工具の持ち替えが多いと思われるかもしれませんが、それでもかなりの時間短縮が可能です。
ジャッキアップにかかる時間は短縮できませんが、タイヤを横においておけば、純粋なタイヤ交換の時間は明らかに半分以下です。(もっと短いでしょう)


インパクトドライバをこの目的で新たに買うのはムダだろうと思いますが、もう持っているとか、すぐ借りられるというなら、使用してみる価値はあると思います。
意外とインパクトドライバは使いやすいです。
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