SSブログ

ヘリ訓練 2回目 (R44) [ヘリコプター]

2週間ほど前に、非常に久しぶりにヘリに乗りました。ホバリングなどはまあまあ問題ありませんでしたが、あまり間隔をあけると感覚を忘れるため、また乗ってきました。

しかし、本日はメタメタでした。本当にうまくいかず落ち込みますが、そもそも20年ぶりに訓練を再開して1時間ちょっとでまともに乗れるはずもなく、まあこんなものかもしれません。まあそれでも一応トラフィックを回れただけでもマシでしょうか。



本日の機体は前回と同じ、R44レイブン1でした。ハイドロありのキャブ仕様です。

超寒い中プリフライトチェックをします。テールローターのクラックのチェックなど、マニュアルに書いてないことも説明がありました。

マニュアル通りに全体をチェックし、その後エンジンを掛けます。レイブン1なので車と同じ感じでキーをひねります。(ちなみにレイブン2は、スイッチでスターターをエンゲージしてからミクスチャーを押し込みます。)

が、エンジンがかかりません。2回ほどトライしてかからないため、スロットルを数回オープンにして即席プライミングを追加してから始動です。
なお、レイブン1は12Vでバッテリーが上がりやすいらしい。レイブン2は24Vだそうです。(排気量9Lであれば、最初から24Vでもよいように思いました・・・。)




テールウインドのホバリングなどをひとしきり行い、日本国内で初めてタワー(まあフライトサービスですが、ほぼタワーと同じ)とのATCをしました。
初めてなのでとても緊張して言い間違えまくります。まあ、意味は通じる程度なので向こうも苦笑しているくらいではないかと思います。(ちなみにほかのトラフィックはほとんどおらず、ほとんど占有状態)


そして、10ktの斜めの向かい風にのって離陸します、それはそれでよいのですが、ダウンウインドが山の風下にあり、猛烈に(と自分は思いましたが、インストラクターによるとたいしたことはないとのこと)あおられました。速度も高度もあわせられずあせっていると、今度はタワーに着陸許可(?)をコールするタイミングが来ます。忙しくて余裕がなくて大変でした。そとからどう見えているのかわかりませんが、かなりふらふらしていたのだろうと思います。

速度も、アプローチ中にいつのまにか80ktになったり50ktに落ちたりしており、ASIから目を離すと狂いまくりです。(アプローチは60ktが指定速度)

ただ、5回タッチアンドゴーをして、そのうちなぜかアプローチ速度はぴったり60ktにあうようになりました。しかし、グライドパスがコレクティブでうまく調整できません。また、セトリングの恐怖で10kt以下での降下がうまくできません。
いろいろ問題があり、全然納得できませんが一度にできるわけもないのでこんなものでしょうか。



あとでインストラクターに指摘してもらったのは、「速度は姿勢であわせる。ASIを追わない」ということでした。これは実行できるかどうかはともかく、頭では非常に納得できます。

まあ、諸元を管理して綺麗なトラフィックパターンを回れるように練習します。外から見ると地味以外の何物でもありませんが、地味な基本の積み重ね以外の道はないことは理解しているつもりです。

うまくいかなくてちょっと落ち込みますが、うまくいかない理由を分析するしかないですが、本日にかんしては「風とATCの慣れ」だろうと思いました。前回比較的良かったのは風がなかっただけなのでしょう。




訓練後にみると、この機体が駐機していました。カッコいいです。一度乗ってみたいです。
チャーター扱いにして頼んだら乗せてくれるのでしょうか?
hondajet.JPG
nice!(2)  コメント(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。