SSブログ

ケイマン6MT リバースギア位置 [ケイマン]

ケイマンの6MTについて書いてみます。
ギア比などについては以前書いたので、今回はリバースギアについて書いてみます。

英語版Wikipediaによると、ケイマンの5MTはどこ製かかいてありませんが、6MTはゲトラグ製のようです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Porsche_Cayman
ドイツ語版も見てみましたが(ドイツ語は文法さえ知っていれば、辞書さえあればある程度意味はわかります)、そんな細かいことは載っていませんでした。

これはわたしのケイマンのシフトレバーです。
cayman_6MT.jpg

しかし、このゲトラグ製のミッションはシフトフィールはいまいちです。
納車時はやや渋い感じでしたが、新車だからそんなものかとおもっていました。しかし、だんだんなじんできたら今度はあいまいに感じるようになりました。
ヴィッツの方がシフトフィールはマシです。ヴィッツRSターボはシフトケーブルは専用設計だったりするのですが、節度感があって好きです。

ショートシフトキットがオプションで選べます。たまたま納車待ちだった車のシフトを触らせてもらったところ、やたら堅い印象で装着はやめました。しかし、今考えると新車のシフトを触って判断するのは間違いですね。ある程度走ってなじんだところの車を触らせてもらうべきでした。
まあ、ショートシフトは後付できるので何とでもなります。つけようかなあと思っていますが、例によって高いので気が向いたらという感じです。




個人的には、この6MTで最も気に入らない点はリバースギアの位置と、そのロック解除の方法です。
思わぬときにリバースギアに入ると危険なので、6MTでは何らかの安全装置がついていることが多いです。たとえばシフトレバー自体を押し込んだり、シフトレバーにあるリングを引き上げないとリバースに入らないという方式が多い気がします。
しかし、ケイマンのものは単に左に押し込むとロックが解除されるようになっています。もちろんかなり堅く、相当押さないとリバースに入らないようにはなっていますが、単に力の問題であり力を入れさえすればロックは解除されます。


これはいまいちですね。まず、ロック解除に力が要るのでだるいというのがひとつあり、あとは思わずリバースに入れてしまうかもというのが2個目です。


6速ギアの場所はよくありません。
街中でリバースに入れるときは基本的に停車状態からです。もちろん1速も基本的には停車状態からが多いでしょう。つまり同じ状況です。
シフトレバーを左に押して上に入れるわけですが、1速とリバースをたまに間違えるんですね。普段は問題ありませんが、あせっていたり気が散っていると思わず間違えるということが何度かありました。Uターンとか。
間違えていてもクラッチをつないだ瞬間にわかるので危険ということはありませんでしたが、リバースに入っていることは運転席からはわからない(シフトレバーの位置以外では)ので、急発進しようとして急にバックしてしまうというのは十分ありうる事故だと思います。

リングを引き上げる方式でロック解除にするか、せめてリバースを6速の右に移して欲しいです。リバースと6速を使用する状況はまったく異なるのでシフトミスしにくい思います。またミスして6速に入っていても、6速なら一瞬でエンストしますね。(ケイマンのエンストはあっという間です。)

あるいは、リバースに入っていることをメーターあたりに表示するというのもひとつの方法です。


ここは改善を望みます。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0