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Bell 505 "Jet-ranger X"  搭乗準備 その2 [ヘリコプター]

BellのB505の勉強をしていることを以前書きました。
1000ページくらいあるマニュアルを読んでおりますが、実機に乗りに行ってきました。

といっても、まずは慣れないといけないので、遊覧飛行として乗せてもらいました。

横に乗っただけなので、操縦感覚は不明ですが、ロビンソンに似ている感じもありました。
まあ、ローター形式が同じなのでそういう部分もあるだろうと思います。

B505.JPG



大量のマニュアルを読み続けており、Youtubeもいっぱい見ました。
色々見ましたが、操縦するという意味ではやはり雄飛航空とHelixAvがダントツによいように思います。

雄飛航空
www.youtube.com/@realairyuhi9161

Helix Av
www.youtube.com/@HelixAvBell


単純なR66とB505の比較であれば、PilotYellowのこの動画もなかなか良いです。
ベルの社員?と思われる人が延々と505の説明をしています。後半はベルのテストパイロットによるフライトです。(英語)

https://www.youtube.com/watch?v=H7RwOZQcfNs&list=PLDW3-ilDDTockkGqGW9dISuS9LcTdNwa1&index=12



ということで、まずは大量の技術的な質問を事前におくっていましたので、それに対して答えてもらいました。50項目以上あり、結構面倒であったと思いますが全部返答がきました。感謝します。

その後プリフライトを教えていただき、そしていよいよエンジン始動です。
といってもチェックリスト通りにチェックしていきまして、エンジン始動もFADECによるフルオートであるため、基本的にホットスタートはないはずです。
Bell206やR66のようなマニュアルではないため、自分で始動する時も緊張はしないかもしれません。

始動手順の勉強をしていて思いますが、当たり前ですがBell206ジェットレンジャーと似ています。スイッチを入れた瞬間にEngine Outの警告灯が鳴り響くため、まずやることが警報キャンセルのボタンを押すこと、などは共通のようです。
R66は通常の手順では、警告灯はついているものの音はならないので、かなり異なります。

まあ、B505のヘッドなどはB206L4と全く同じらしいですし、構造やコンポーネントの配置も似ています。歴史を相当引っ張っています・・。

空中では、許可をえて左席のディスプレイをPFD(Rev)に切り替え、パイロットと同じ画面を見ていましたが、古い人間としてはEFISには少し違和感があります。情報の一覧性は良いと思うのですが、針の角度で情報を瞬時に読み取る癖がついているため、そういうことができない数字表示には慣れる必要があると感じました。まあ、シミュレーターで勉強します。

ただし、エンジンなどの情報の表示は非常にわかりやすいです。




最後に整備士さんにいろいろ教えてもらいましたが、ロビンソンR66がなければ、ベルもBell505を作ることはなかっただろう、とのことです。実際にベルの人が言っていたらしいですが、まあありうる話だろうと思います。


引き続き勉強します。免許的には問題ないはずですので、もっと座学をしてから乗れたら乗りたいです。
20年前の免許取得のときにBell206に乗りたかった夢が多分かないます・・・。
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