ヘリ訓練 8回目 (R44) [ヘリコプター]
ヘリの訓練の8回目です。本日は久しぶりにフライトしました。楽しかったです。
本日はR44のRaven2 に乗りました。Raven2には以前一度乗ったことはありますが、自分でエンジンをかけたのは初めてです。飛んでいる時には、いつも乗っているRaven1との差はあまり感じませんでしたが、エンジン始動に苦労しました。
今日の機体はこちらです。
まずはチェックリストを実行してエンジンをかけますが、Raven2はエンジンがインジェクションであるため、キャブと手順が異なります。
R22やR44 Raven1は、まあ(昔の)車と同じです。ミクスチャーをフルリッチにして、イグニッションキーをOFFからLeft Right と回して、Both(事実上のOn位置)にして、さらにStartポジションまで回すとスターターが回ります。エンジンがかかったら手を離せばBothに自動的に戻ります。
しかし、Raven2はまずプライミングが必要です。ミクスチャーをフルリッチにしてからプライミングをします。そして、これがBothの次にあるポジションなので、Raven1ではエンジンを始動する手順そのものになります。5秒ほどプライミングしますが、燃料ポンプがギュイーンと鳴ります。
そのあとミクスチャーをカットオフにしてから、スターターをエンゲージ(コレクティブレバーあるいは右席サイクリック右のボタン)し、エンジンがかかったらミクスチャーを入れる(フルリッチにする)ようになっています。
マニュアル通りこのようにしたのですが、ミクスチャーを入れるタイミングとスターターを切るタイミングが今一つよくわからず、始動に苦労しました。3回ほど失敗してしまいました。
個人的には、慣れがあることは否定しませんが、R22やR44 Raven1のキャブのほうが始動性が良いように思います。youtubeの動画でもRaven2の始動性はあまり良いようには見えません。また、始動手順が明らかに複雑です。
地上ではあまり問題にならないとはおもいますが、万が一の空中始動では問題になるかもしれません。
しかし、そもそもFADECにすべきでしょう。自宅にあるスバルのクロスオーバーセブンはボタン一発で始動しますし、始動の失敗などこれまでありません。ライカミングのエンジンでもコストを除けば同じことが可能だろうと思います。
ちなみに、ミクスチャー フルリッチのままスターターを回すとどうなるのかは知りません。マニュアルであとでミクスチャーを入れるようになっているわけですから、当然なにかダメな理由があるとおもいますが、その理由がわかりません。知りたいです。
なお、新しい機体の証明?であるガラスチューブです。フューエルのサンプに使うのですが、これみな使っているのですかね?ガソリンまみれになるため機外?においてあります。
Raven2なのでMCPも余裕がありますし、なんといってもTOPが2.8インチ上乗せなので、非常にパワフルです。OATが摂氏32度で、MCP21インチ、TOP24インチでしたのでずっとMCPくらいで飛んでいましたが全く問題ありませんでした。このマージンが安全性に直結するだろうと思います。
操縦感覚はRaven1との違いは感じず、同じように動く感じでした。ホバリングもタクシーも上昇などもかわらないと思いました。
ただし、あのいまいましいキャブヒートがないため、気が散る要素(スレット?)がひとつ減ります。非常に快適です。
この日はシーリングが低く、IMCでは全然ないものの雲の対処法などを飛びながら教わりました。
そして、今回はほぼ初めてクロスカントリー?的な飛行をしました。90ktで巡行して50nmほど離れた自宅上空に行きました。
まずはタワー空港の管制圏を通過します。Cross over the fieldで空港の上空を通過しましたが、駐車場が非常に空いているのが印象的でした。
またこの状況なので管制官もヒマでやることがないのでしょう。とても親切でした。ちょくちょくVFRの機体からトラフィック情報を要求されていましたが、丁寧に対応していたのが印象的でした。
空港上空で変針し、今度はVORのラジアルに乗ります。ロビンソンの中では高級機であるはずのRaven2ですがVORはあるもののDMEがないので、距離があまりよくわからず、大体5nmくらいで周波数を離脱して自宅の方向に飛びます。
(ちなみにGPSもありません。真の訓練機です。)
やはり川をたどって飛びましたが、送電線が怖いため高度を高く取りたかったのですが、今度はシーリングに頭を押さえられる感じではありました。
1時間のフライト中に、ずっと話続けて、いろいろ教えてもらいました。今日のCFIはずっと防災ヘリに乗っていた人ですので、変なところに着陸しまくってきたはずの人です。実体験に伴う知識を伝授してもらえたので貴重な体験でした。
自分が行っているスクールにはインストラクターは4人おられますが、人間ですので相性はあると思われるものの、自分としては教官にはとても恵まれていると感じています。
今日教えてもらったことです
・風の読み方
旗
煙 とくに工場の煙突が良いよう
雲「の影」の動き
鳥が離陸する方向
・夜に良い目標 照明があって大きなもの
ゴルフ練習場
高速道路
・逆に昼は良いが夜にわかりにくい目標
線路
などなどです。これから練習で場外離着陸場にも行く予定ですが、いろいろ教えてもらう予定です。
なお、今回もLight SpeedのZulu3で飛びましたが、なかなか良かったです。1時間ほどではありましたが、非常に快適でした。もうデビッドクラークには戻れないかもしれません。
本日はR44のRaven2 に乗りました。Raven2には以前一度乗ったことはありますが、自分でエンジンをかけたのは初めてです。飛んでいる時には、いつも乗っているRaven1との差はあまり感じませんでしたが、エンジン始動に苦労しました。
今日の機体はこちらです。
まずはチェックリストを実行してエンジンをかけますが、Raven2はエンジンがインジェクションであるため、キャブと手順が異なります。
R22やR44 Raven1は、まあ(昔の)車と同じです。ミクスチャーをフルリッチにして、イグニッションキーをOFFからLeft Right と回して、Both(事実上のOn位置)にして、さらにStartポジションまで回すとスターターが回ります。エンジンがかかったら手を離せばBothに自動的に戻ります。
しかし、Raven2はまずプライミングが必要です。ミクスチャーをフルリッチにしてからプライミングをします。そして、これがBothの次にあるポジションなので、Raven1ではエンジンを始動する手順そのものになります。5秒ほどプライミングしますが、燃料ポンプがギュイーンと鳴ります。
そのあとミクスチャーをカットオフにしてから、スターターをエンゲージ(コレクティブレバーあるいは右席サイクリック右のボタン)し、エンジンがかかったらミクスチャーを入れる(フルリッチにする)ようになっています。
マニュアル通りこのようにしたのですが、ミクスチャーを入れるタイミングとスターターを切るタイミングが今一つよくわからず、始動に苦労しました。3回ほど失敗してしまいました。
個人的には、慣れがあることは否定しませんが、R22やR44 Raven1のキャブのほうが始動性が良いように思います。youtubeの動画でもRaven2の始動性はあまり良いようには見えません。また、始動手順が明らかに複雑です。
地上ではあまり問題にならないとはおもいますが、万が一の空中始動では問題になるかもしれません。
しかし、そもそもFADECにすべきでしょう。自宅にあるスバルのクロスオーバーセブンはボタン一発で始動しますし、始動の失敗などこれまでありません。ライカミングのエンジンでもコストを除けば同じことが可能だろうと思います。
ちなみに、ミクスチャー フルリッチのままスターターを回すとどうなるのかは知りません。マニュアルであとでミクスチャーを入れるようになっているわけですから、当然なにかダメな理由があるとおもいますが、その理由がわかりません。知りたいです。
なお、新しい機体の証明?であるガラスチューブです。フューエルのサンプに使うのですが、これみな使っているのですかね?ガソリンまみれになるため機外?においてあります。
Raven2なのでMCPも余裕がありますし、なんといってもTOPが2.8インチ上乗せなので、非常にパワフルです。OATが摂氏32度で、MCP21インチ、TOP24インチでしたのでずっとMCPくらいで飛んでいましたが全く問題ありませんでした。このマージンが安全性に直結するだろうと思います。
操縦感覚はRaven1との違いは感じず、同じように動く感じでした。ホバリングもタクシーも上昇などもかわらないと思いました。
ただし、あのいまいましいキャブヒートがないため、気が散る要素(スレット?)がひとつ減ります。非常に快適です。
この日はシーリングが低く、IMCでは全然ないものの雲の対処法などを飛びながら教わりました。
そして、今回はほぼ初めてクロスカントリー?的な飛行をしました。90ktで巡行して50nmほど離れた自宅上空に行きました。
まずはタワー空港の管制圏を通過します。Cross over the fieldで空港の上空を通過しましたが、駐車場が非常に空いているのが印象的でした。
またこの状況なので管制官もヒマでやることがないのでしょう。とても親切でした。ちょくちょくVFRの機体からトラフィック情報を要求されていましたが、丁寧に対応していたのが印象的でした。
空港上空で変針し、今度はVORのラジアルに乗ります。ロビンソンの中では高級機であるはずのRaven2ですがVORはあるもののDMEがないので、距離があまりよくわからず、大体5nmくらいで周波数を離脱して自宅の方向に飛びます。
(ちなみにGPSもありません。真の訓練機です。)
やはり川をたどって飛びましたが、送電線が怖いため高度を高く取りたかったのですが、今度はシーリングに頭を押さえられる感じではありました。
1時間のフライト中に、ずっと話続けて、いろいろ教えてもらいました。今日のCFIはずっと防災ヘリに乗っていた人ですので、変なところに着陸しまくってきたはずの人です。実体験に伴う知識を伝授してもらえたので貴重な体験でした。
自分が行っているスクールにはインストラクターは4人おられますが、人間ですので相性はあると思われるものの、自分としては教官にはとても恵まれていると感じています。
今日教えてもらったことです
・風の読み方
旗
煙 とくに工場の煙突が良いよう
雲「の影」の動き
鳥が離陸する方向
・夜に良い目標 照明があって大きなもの
ゴルフ練習場
高速道路
・逆に昼は良いが夜にわかりにくい目標
線路
などなどです。これから練習で場外離着陸場にも行く予定ですが、いろいろ教えてもらう予定です。
なお、今回もLight SpeedのZulu3で飛びましたが、なかなか良かったです。1時間ほどではありましたが、非常に快適でした。もうデビッドクラークには戻れないかもしれません。
2021-07-04 09:46
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