ケイマン2009年モデル [ケイマン]
さんざんWebでは書かれていることであり、新鮮味はないと思いますがケイマン、ボクスターの2009年モデルが発表されました。
カタログはまだないみたいでしたが、ディーラーでパンフレットをもらいました。
その情報とネットの情報などを総合して思ったことを書いてみます。
http://www.porsche.com/microsite/cayman/usa.aspx
http://www.porsche.com/japan/jp/aboutporsche/pressreleases/pj/pressrelease2008/?pool=japan&id=2008-11-19-3
ディーラーでもらったパンフレットですが、異常に凝っています。紙質、印刷の質とともにえらい上等です。パンフレットといっても30ページくらいあり、簡単な本という感じです。
しかし、いつものことですが文章はいまひとつですね。今回に限ったことはないですが、微妙な文章が続きます。
例としてエンジン(direct fuel injection, DFI)のところを取り上げてみます。
「ニューケイマンSの新世代エンジンに採用されたDFIは最高120Barまで加圧した燃料を、電磁式の噴射バルブからミリ秒単位の精度で各燃料室内に直接噴射します。
パワー、トルク、燃費、エミッション制御を向上させるために、インジェクターの取り付け位置と噴射ジオメトリーは入念な設定が施されています。」などといった文章が続きます。
正直言ってインジェクターの位置とジオメトリーを最適設定するのは当たり前でしょう。そもそもディーゼルでははるか先に言っている燃料噴射システムを、さも優れたもののように書くところが微妙です。ミリ秒単位は当たり前だし、多数回噴射も現在のディーゼルでは常識です。
いつものことですが、車に詳しくないユーザーを煙に巻くような文章が続きます。日本語としても流麗でないし、もうすこし考えたほうがいいんじゃないでしょうか。
まあ気を取り直して書くと、今回のマイナーチェンジは911に引きずられたという印象ですね。直噴エンジンの採用とPDKの採用がメインのようです。直噴は予想していましたが、PDKは予想外でした。コストに目をつぶって、メーカー全体としての燃費の改善と生産ラインの共通化を優先したんでしょう。納得できる判断です。
997後期型のPDKに乗った限りでは、PDKはトルコンATとの比較という意味で相当の完成度です。街中でのマナーは文句ありません。逆に踏み込んだ時のダイレクト感についてはMTよりやや劣る印象を受けました。(気のせいかもしれません)
要するに、ポルシェはトルコンATの代替と考えているようであり、その証拠にMTの併売も続いています。
これでMT比率がますます下がるでしょうね。ケイマンはもともとMT比率が30%以上と、にわかには信じがたいくらいMTが多いようですので、ケイマンに関してはそんなに落ちないのかもしれません。
直噴エンジンに関してはなんともいえませんが、軽量化と重心が下がったのがうらやましいです。燃費やパワーは正直言ってどうでもいいですが、ケイマンの生命線たる低重心が改善したのはいいことでしょう。
ただし車両重量は増えています。
ほかにメカ的な変更点はあまりないようですが、PSMにブレーキプレチャージが付きました。現時点でも抜群の完成度を誇るPSMですから、ますますレスポンスが改善することでしょう。これに関しては素直にうらやましいです。
デザインについては、細かいところの変更だけですが、相当イメージが変わりました。
正直いって2008年モデルの方がすっきりしていると思います。ややゴチャゴチャした印象を受けます。
テールランプにはLEDの「まつ毛」が付き、ちょっと垂れ目になりました。ヘッドライトはTVRのサーブラウか、カレラGT風になりました。ちょっと986っぽいような感じもあり、「おめめパッチリ」風です。化粧が濃い感じでしょうか。
2008年モデルはスムーズなデザインでとても気に入っていますが、今度のマイナー後は微妙です。自分の車の方がいいです。(少しひがみです・・)
デザインについては実車をみないと本当のところは良くわからないので、また見に行ってみます。
なお、すこしですが値上げされました。このユーロ安円高のご時世に値上げもないだろうと思いますが、そんなことは気にしてはいけないのでしょう。
カタログはまだないみたいでしたが、ディーラーでパンフレットをもらいました。
その情報とネットの情報などを総合して思ったことを書いてみます。
http://www.porsche.com/microsite/cayman/usa.aspx
http://www.porsche.com/japan/jp/aboutporsche/pressreleases/pj/pressrelease2008/?pool=japan&id=2008-11-19-3
ディーラーでもらったパンフレットですが、異常に凝っています。紙質、印刷の質とともにえらい上等です。パンフレットといっても30ページくらいあり、簡単な本という感じです。
しかし、いつものことですが文章はいまひとつですね。今回に限ったことはないですが、微妙な文章が続きます。
例としてエンジン(direct fuel injection, DFI)のところを取り上げてみます。
「ニューケイマンSの新世代エンジンに採用されたDFIは最高120Barまで加圧した燃料を、電磁式の噴射バルブからミリ秒単位の精度で各燃料室内に直接噴射します。
パワー、トルク、燃費、エミッション制御を向上させるために、インジェクターの取り付け位置と噴射ジオメトリーは入念な設定が施されています。」などといった文章が続きます。
正直言ってインジェクターの位置とジオメトリーを最適設定するのは当たり前でしょう。そもそもディーゼルでははるか先に言っている燃料噴射システムを、さも優れたもののように書くところが微妙です。ミリ秒単位は当たり前だし、多数回噴射も現在のディーゼルでは常識です。
いつものことですが、車に詳しくないユーザーを煙に巻くような文章が続きます。日本語としても流麗でないし、もうすこし考えたほうがいいんじゃないでしょうか。
まあ気を取り直して書くと、今回のマイナーチェンジは911に引きずられたという印象ですね。直噴エンジンの採用とPDKの採用がメインのようです。直噴は予想していましたが、PDKは予想外でした。コストに目をつぶって、メーカー全体としての燃費の改善と生産ラインの共通化を優先したんでしょう。納得できる判断です。
997後期型のPDKに乗った限りでは、PDKはトルコンATとの比較という意味で相当の完成度です。街中でのマナーは文句ありません。逆に踏み込んだ時のダイレクト感についてはMTよりやや劣る印象を受けました。(気のせいかもしれません)
要するに、ポルシェはトルコンATの代替と考えているようであり、その証拠にMTの併売も続いています。
これでMT比率がますます下がるでしょうね。ケイマンはもともとMT比率が30%以上と、にわかには信じがたいくらいMTが多いようですので、ケイマンに関してはそんなに落ちないのかもしれません。
直噴エンジンに関してはなんともいえませんが、軽量化と重心が下がったのがうらやましいです。燃費やパワーは正直言ってどうでもいいですが、ケイマンの生命線たる低重心が改善したのはいいことでしょう。
ただし車両重量は増えています。
ほかにメカ的な変更点はあまりないようですが、PSMにブレーキプレチャージが付きました。現時点でも抜群の完成度を誇るPSMですから、ますますレスポンスが改善することでしょう。これに関しては素直にうらやましいです。
デザインについては、細かいところの変更だけですが、相当イメージが変わりました。
正直いって2008年モデルの方がすっきりしていると思います。ややゴチャゴチャした印象を受けます。
テールランプにはLEDの「まつ毛」が付き、ちょっと垂れ目になりました。ヘッドライトはTVRのサーブラウか、カレラGT風になりました。ちょっと986っぽいような感じもあり、「おめめパッチリ」風です。化粧が濃い感じでしょうか。
2008年モデルはスムーズなデザインでとても気に入っていますが、今度のマイナー後は微妙です。自分の車の方がいいです。(少しひがみです・・)
デザインについては実車をみないと本当のところは良くわからないので、また見に行ってみます。
なお、すこしですが値上げされました。このユーロ安円高のご時世に値上げもないだろうと思いますが、そんなことは気にしてはいけないのでしょう。
2008-12-18 23:40
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