カーシェアリング

自分がすんでいるところは田舎なので、普通に生活するのにクルマは必須です。働いている人はほとんどの人が持っているといって過言ではないと思います。下手をすると、一人一台以上ある家庭も珍しくない状況でしょう。
著者もクルマ２台（ケイマンとアイ）とバイク２台（ハヤブサとセロー）を持っていますが、駐車場代が事実上ゼロであるから維持できるのであって、都会では考えられないと思います。

逆に維持費が高い都会ではレンタカーとかカーシェアリングの有用性が高いだろうと思います。今回はカーシェアリングについて書いてみます。

Wikipedia - カーシェアリング
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0

自分が住んでいるような田舎ではレンタカーはあまり一般的ではなく、自分でも地元ではほとんど借りたことはありませんが、引越しやたくさんの人数で遠出するときにたまに使うくらいです。

当地で普通に暮らしていると、大体年に１万キロくらい走ります。日本全体の平均ではこの半分くらいらしいので、平均よりは走っているほうだということになると思います。乗らない日はほぼありません。

このような状況ではカーシェアリングは普及しないと思いますが、都会ではよさそうです。
週末にしか乗らないなら、固定費を考えるとカーシェアリングのほうが安い状況は多いだろうと思います。とくにちょっとした買い物などの短距離に良いようです。


どこかの自動車雑誌に、「カーシェアリングでますます自動車に対する愛がなくなる」と書いてありました。そのとおりだとは思いますが、順番が逆でしょう。最初から愛がないからそのあたりの適当なクルマで何とかするわけであり、クルマを愛している人なら自分で買うでしょう。

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実はカーシェアリングは自分でも申し込みました。

たまに前の勤務地に戻ることがありますが、クルマで３時間という微妙な距離にあります。電車では１時間なので、運転の疲れを考えると電車で行くことも多いです。ただし、その場合は行った先で移動するときにクルマがないから不便です。
レンタカーでも良いのですが、少しコストが高いことと、営業時間が朝８時から夜２０時までと短いのが不満です。駅のすぐ近くにも営業所がないため、これまで数回しか使ったことはありません。

どうするか悩んでいましたが、このたびカーシェアリングの最大手の「タイムズプラス」ができました。営業所ができるというわけではなく、単にクルマが配置されただけですが、早速申し込みました。値段もさることながら、２４時間営業？（無人だから当たり前ですが）であるのが良いです。

タイムズプラス

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カーシェアリングはある意味新しい形態のクルマの所有の形だと思います。
とくに、前述のようにクルマをステータスや資産として”所有する”というのではなく、”道具として利用する”ならば、とてもよい手段だと思います。そもそも、道具であるならば、毎日乗らないのであれば有効利用とはいいがたいでしょう。

ただし、自分もケイマンは週に１回も乗りません。まあ、ケイマンは自分にとっては道具ではありません。ただの移動の道具としては高すぎるし、荷物もあまり載らないので役に立ちません。そういう意味で、道具としてではなく所有するという形態もあるとは思います。

カーシェアリングは「複数台」のクルマを「複数人」で共有するというところがポイントでしょう。多数の利用者が集まれば使用形態が平均化でき、稼働率が上がることが期待できます。

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とくにカーシェアリングは電気自動車にきわめて向いている形態と感じます。電気自動車なら給油も不要ですし、長距離の高速移動をしなければ大して電池は減りません。アイMIEV（Gグレード）でも航続距離は180kmあります。ヒーター使用などの現実的な条件を考えても、おそらく1/3の60kmくらいはまず走れるはずです。通常の買い物などに使用するなら十分でしょう。

マンションの軒先などに数台のアイMIEVを並べて、住民用のカーシェアリング車両とするなどのビジネスモデルがおそらく出てくるでしょう。（もうしているところもあると思います。）

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つらつら書いてきましたが、カーシェアリングには注目しています。とても良いシステムだと思います。


ちなみにタイムズプラスを行っている「パーク２４」という会社はマツダレンタカーを子会社化して、一気にカーシェアリングを立ち上げました。その過程で株価は倍にアップしました。世間というか市場が有望と見ていることの反映だと感じます。自分もパーク２４の株は１単元もっていますが、もっと買っておけばよかったです・・・。