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ハイオク問題 [クルマ関係]

ガソリンには、レギュラーとハイオクとあります。ハイオクは"ハイオクタン"の略で、ノッキングに強いガソリンですが、いわゆるプレミアムガソリンとして認知されています。

レギュラーは各社が共通のものを使用しているというのは以前から言われていましたが、ハイオクは各社別のものだと思っていました。

しかし、20年前から混ぜて出荷していたとのことであり、車好きは怒っています。
さらにENEOSの社長が「どれも同じだから気にするな」(意訳)と会見したことでますます炎上の兆しです。

個人的には、品質が担保されていれば混合自体は問題ないだろうと思います。
しかし、真の問題はユーザーをだましていたことであり、皆が怒っているのもそこでしょう。




GT-Rもポルシェも、高性能車(あるいは欧州車)は基本的にハイオク指定です。GT-Rに至っては、ハイオク指定というレベルではなく、レギュラー禁止です。EJ20ターボもそうです。

ハイオクにはエネオスのヴィーゴとか、シェルのVパワーとか、あるいはマグナムなどいろいろな製品名があります。もちろん商品説明はそれぞれ微妙に異なり、決して同じ説明ではありません。

自分はこだわりがあまりないため、楽天カードでの割引があるという理由だけでENEOSのハイオクを入れていました。出光のが出来がいいとどこかで読んだことがあり(詳細は不明)、たまに出光で入れることもありましたが、とくに気にしてはいませんでした。

しかし、今回の説明は虚偽とまでは言えないでしょうし、実害があるかというと微妙でしょう。ただし明らかに誠実ではありません。シェルだけが独自配送であったらしく、友人は「今後はシェルで入れる」と怒っていました。


それに、清浄剤としてたまにPEA(フューエルワンなど)を入れたりもしていました。これまではハイオクには清浄剤は入っているという認識でしたが、そうでもないようなのでたまにはPEAを入れてみてもよいかもしれません。

ただ、ハイオクは全体の9%らしく、正直すくないです。それに車好きでこだわる人以外はそれほど気にしない人も多く、全体的な影響はそこまででもないような気もします。

ただ、今回の件はいい気はしません。ブランドイメージが失墜したかもしれませんが、自分は最近はEVにばかり乗るので、あまりガソリンスタンドにも行きませんし。




ちなみに航空ガソリンも、要するにハイオクタンガソリンです。事実上のピストンエンジンの標準燃料である100LLは、驚きの有鉛ガソリンです。今時・・・。

ちなみ、排気は毒性があるのかもしれませんが甘い匂いがします。鉛のにおいなのでしょうか。まあ、有機鉛は燃焼すれば無機鉛になるため、毒性は基本的には低下するはずです。


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