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プリウスPHVから充電 [アイMiEV]

以前購入した社外品の充電ケーブルは100Vに対応しています。普段は使うことはないのですが、緊急用として購入し、インバーター発電機でも使用できました。そして、今度は車から車への充電ということで、プリウスPHV(ZVW52)からアイミーブを充電してみました。

まあ当たり前でしょうが普通に充電できました。いままでそのようなことはなく、これから起こらないかもしれませんが、アイミーブが電池切れで止まってしまったときは、けん引して帰ってくるかレンタカーのプリウスPHVで救援に行ってその場で充電して帰ります。

ビークル・パワーコネクタからの100V取り出しになります。ぱっとみると充電中に見えますが、給電中です。コネクタに100Vの3極コンセントがあります。
PHV_charge1.JPG

プリウスPHVはトヨタレンタカーでレンタルしてきました。普通に借りられましたが、やや特殊な車なので、電話での予約でした。
借りたのは2017年納車のZVW52型で、11インチの縦長ディスプレイがついていました。(プリウスPHVという車自体に関しての評価は、別記事に書きます。)


まず、プリウスPHVは100V1500Wの外部電源出力機能がついています。この赤いビークルパワーコネクタはオプション?のようですが、ここからも1500W出せます。
また、車内にもほかに100Vコンセントがあり、そちらからも100Vが取れます。合計1500Wらしい。
PHV_charge3.JPG



外部電源をスイッチで100V出力をオンにして、パワーコネクタに充電器をつなぎます。(再掲)
PHV_charge1.JPG


その上でアイミーブに接続します。ここの見た目はいつもの充電風景と同じです。
PHV_charge2.JPG




とくになにも変わったことはなく普通に充電できます。16A設定で14Aほど流れていました。1.4kwでの充電ですので、空から満充電までは10時間ほどということになります。

ただし、プリウスPHVのバッテリーが8.8kwhなので、それを使い切ったらエンジンが始動します。

なお、プリウスPHVは外部電給電モードというものがあり、まるで発電機として使用できます。ある程度バッテリーが減ると勝手にエンジンが始動し、ある程度発電したら止まるという挙動を繰り返すようになっています。
ドアもロックできますので、排気ガスが問題にならない場所ならそのまま放置できます。ちなみにエアコンもかけっぱなしにできるため、ある意味居間みたいな感じです。
エンジンもアイドリングのような効率が悪い動き方ではなく、それなりの高負荷で回るはずなので、環境にも比較的優しいでしょう。




まあ、プリウスPHVでなくても1500Wを給電できる車はトヨタ車を中心に多くあるでしょうが、とくにこの車は給電に向いていそうです。

通常の発電機がとてつもなくウルサイことを考えると、防災用の静かな発電機としての意味はありそうです。通常のメンテナンスもいらないですし、手間が全然かかりません。

例によって、今回の車から車への充電テストは、あくまで試しにやってみただけです。緊急時はこのようなこともできますというデモンストレーション以上の意味はありません。
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