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エンジン発電機からの充電 [アイMiEV]

少し前に購入した社外品の充電ケーブルが100Vに対応しているので、発電機からの充電ができるかどうか確認してみました。結論からいうと充電は可能でしたが、あまり実用的ではなくあくまで緊急時に使用できるという感じです。

充電中はこのような接続になります。
gen_connect1.JPG

発電機は近くの建機レンタル屋で借りました。個人客は少ないようでしたが、普通に借りられました。インバーターの1.5kwくらいのもの、と指定したところデンヨーの1.4kw機になりました。買うと高いですが、レンタルだとかなり安いです。

ただ、最近はガソリン購入がめんどくさいです。別にやましいところはないので住所などを書くのは構わないですが、ただたた面倒です。


かなり重いですが、なんとか片手で持てます。
gen_side.JPG

パネルです。チョークがメインスイッチと一体になっているのが珍しい感じです。
gen_panel.JPG

そもそも、今の若い人にチョークといってもピンとこないかもしれません。リコイルスターターも、重くなる直前にセットしてから一気に引ききるなどというのは自分にとっては当たり前のことですが、このあたりも知識がないとわからない人も多いでしょう。汎用エンジンも、インジェクションでスターターボタン始動になる日も近いかも。



ここからは、充電中の画面を紹介します。

普通に充電できていましたが、16A設定で14A流れているときには、負荷が上限なので発電機も激しくうなっていました。エンジンだから当たり前ですが、発電機はうるさいですね。
タクトよりもはるかにうるさいです。タクトのエンジンで発電機を作ってほしいです。


発電機 100V 8A
gen_8A.JPG


発電機 100V 10A
gen_10A.JPG


発電機 100V 12A
gen_13A.JPG


発電機 100V 16A
gen_16A.JPG




ということで、まあ普通に充電できました。MAXでも1.4kw程度の充電なので、空からは満充電まで(16kwh)10時間以上かかります。ただし、緊急時には十分でしょう。バッテリー切れが心配で仕方ない人は、発電機を乗せて走ればシリーズハイブリッド?になります。

まあ、それでもあまり実用的ではありません。200Vで3kwくらい出せるならだいぶ実用に近づきますが、常用するとすれば6kwくらいはないと不便であろうと思います。そしてそのような充電器はもう手では持てませんので、車に載せるだけでも一苦労になるでしょう。

ということで、今回の検証は「一応充電できる」ということです。自分は発電機を搭載して走ることなどこれっぽっちも考えていませんので、念のため追加しておきます。
(ただし、車がアイミーブしかない状態で、冬の北海道を長距離走るなどという、ほとんどあり得ない状況があれば検討します。)




発電機は久しぶりに使いました。そして思ったことは、ガソリンエンジンの小型発電機は「うるさくて臭い」ということです。
レシプロエンジンなので騒音が激しいのはある程度仕方ないでしょうが、90dBなどという騒音レベルであり、普通の感覚でいうと猛烈な騒音です。当地は田舎であり、昼間ならそこまで問題はないと思いますが、都会では使用は困難だろうと思われるくらいの騒音です。
「個人で使う場合の最大の問題が騒音である」とどこかに書いてありましたが、確かにそう思います。とくに夜間が問題でしょう。


また、排気ガスが臭いです。小型発電機の排ガスには法的規制はないようであり、普通の車の排気のにおいを想像すると全く違います。今はスクーターまで排ガス規制があり、セローはもちろんタクトも排ガスのにおいは全く気になりませんが、発電機の排ガスは臭いです。そしてCOがかなり含まれるため危険です。


やはり発電機は工事現場で使うものであり、一般家庭で使うようなものではないような印象を受けました。(ただしアイミーブの緊急充電に使うなら、当然辺境の地になるでしょうから関係ないです。)

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