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エンジンマウント(PADM)故障 [ケイマン]

ある日山道を気持ちよく走っていると、突然警告メッセージがでました。
”PADM disabled”とのことであり、PADMが何かわからなかったので検索すると、可変エンジンマウントのようです。

これはスポーツクロノ付きの981の持病です。とうとう来たかという感じで、驚きはないもののうんざりです。

こんなメッセージです。(英語モードにしています)
PADM_failure.jpg

981のスポーツクロノパッケージ付きには、硬さが可変のエンジンマウント(正確にはミッションマウントというか、パワートレインマウント)がついています。

PADMは "Porsche Active Drivetrain Mounts"の略ですが、エンジンあるいはトランスミッションマウントです。Audiなどのマグネティックライドと同じ原理らしいです。現在の車では、振動対策およびハンドリング対策でエンジンマウントの重要性は高まるばかりですが、それに対するポルシェの解答ということでしょう。

こちらです。3番の部品がマウントです。
PADM.jpg


これが良く壊れるとのことで、981の持病のようです。しかも、直してもすぐまた壊れることもあり、981オーナーの頭痛の種らしい。このあたりはみんカラなどにも体験談が出ています。
「PADM 故障」とでも検索すればいくらでも実例が出てきます。しかもショップのページも多く、「いつものことですね」的なコメントも多いです。

ただ、問題は部品が高いことで20万円くらいするらしいです。しかも2個あり、片方修理しても反対側がすぐ逝くことも多いらしい。

どちらが壊れているかは通常のテスターではわからないそうです。



本日購入した中古車屋(ディーラーではない)にもっていきました。別に困っていないので、ひとまず車を預けてきました。

自分の車は中古車であり、購入時に26万円を支払ってGoo保証に入っているため、保証修理になるだろうとは思います。輸入車なので保証期間が2年のみで、払ったときは保証料は高いと思っていました。
しかし、今回のことで保証料が一発で元が取れてしまう可能性が高いです。壊れたことを喜ぶのもおかしいですが、正直言ってほっとしています。

しかし、保証期間が過ぎてから壊れたら、固定マウントに変更することも検討します。まあ、致命的な故障では全くありません。走れないわけでもないし、エラーメッセージがなければ気づかない可能性も十分あるだろうと思います。

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