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ロビンソンR22解説 6 左側面など [ヘリコプター]

ロビンソンR22の解説 6です。
左面についてです。

【左後面 その1】R22HP
R22_left.jpg




うーん。あまり言うことがないです。でっかいファンのケーシングが見えます。その向こうにオルタネーター(やはり車のものそっくり)が見えます。
スキッドを支えるフレームがしなっているのが愛嬌です。当然新しいものはまっすぐですが、古くなってくると曲がってきます。

このモデルはHPなので、このアングルでバッテリーが見えません。初期型、HP、アルファはバッテリーが機首に積んであります。
そのため一人乗りの状態でだいたい水平です。二人乗ると前下がりになります。ベータ以降はこの写真でちょうどフレームが交差した部分にバッテリーがついています。
そのため一人乗りだと後ろ下がりになります。また、重心位置の制限のせいで総重量の制限が1300lb(ポンド)だったのが1370lbになりました。

燃料系統が見えるはずなのですが、余り見えませんね。ちなみにR22はただ重力で下に流れていくだけの仕組み(Gravity Flow)です。
燃料フィルターとかはついています。もちろんプリフライトチェックではサンプルをとって調べます。はじめてセスナに乗った時に、燃料のサンプル(チェック後)をエプロンに撒き散らすのに驚きました。最近はその辺に捨てるのはやめるように指導されているとか。



【左側面 その2】 
R22s_left2.jpg

ベータ II の左側面です。四角い箱に入っているのがバッテリーです。
ローター関係のチェックをするときに機体によじ登らないといけないのですが、そのときに足をかけていいのはフレームが三角形になっている部分(この写真の真中に見えているところ)だけです。
注意してください。この機体ではまさにその場所にすべり止めがついています。



【左側面 その3】
R22_alternater.jpg

左の下側からの写真です。オルタネーター、ダブルになっている駆動ベルトなどが良く見えると思います。フライホイールのリングギアもありますね。
オルタネーターもよく見えます。当たり前ですが冷却ファンもあります。



【左側面 その4】
R22_left_oil.jpg

エンジンの左側面のやや前側です。右マグネトやオイルチェックゲージが見えています。右下に見えているパイプは吸気管です。航空機用エンジンだから当たり前ですが、ワイヤーロックが多数あります。
もちろん脱落防止にはワイヤーロックは意味があるでしょうが、ゆるみ防止には意味は薄いような気もします。

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