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延長保証加入 スタンドアローン [ケイマン]

ポルシェには保証延長制度があります。
以前は、新車保証の延長ということだったので、一度切ると復活できないとのことでしたが、今は所定の点検および条件をクリアできれば再加入できるようです。
なお、私のケイマンは5年経過した中古車を、町の中古車屋で購入しています。

「スタンドアローン保証」という保証のようですが、今回こちらに加入しました。

https://www.porsche.com/japan/jp/approvedused/porscheapproved/usedcar/features/approvedused-warrantyextension/

今回の自分の7年目のケイマンで、2年間の保証料は230000円くらいでした。




おそらくそのうち反対側のアクティブトランスミッションマウントも故障するでしょうから、PADMが一度保証修理となれば元は取れます。

ちなみに、この保証には点検が必須となり、結構この条件が厳しいです。
1.経過年数は15年まで
2.走行距離20万キロまで
3.無改造であること
4.所定の点検項目をクリア
が加入条件となっています。




15年まで入れるというのはすごいです。そして、この保証は何年目であっても保証料が変わらないようです。所定の点検が必要とは言え、いつでも入れるということは、例えば13-15年目などではこの保証料は激安でしょう。逆に3-5年目だと高いということになるでしょう。
スタンドアロン保証(入り直しタイプ)は保険料が高いのですが、通常の延長の料金と価格がそこまでかわらないようなので、一度切って入りなおすという方法などもあるかもしれません。

日本では距離は問題にならないでしょう。

改造項目でよく問題となるのはタイヤだそうです。Nタイヤ以外ではダメだそうで、交換する必要があるようです。あとはブレーキパッドなどの交換もダメらしい。バッテリーも純正品以外は認められないとのことで、高い純正バッテリーに交換となりました。部品番号がいる?らしいです。
タイヤシーラントも必要らしいです。

なお、この保証はドイツ本国がやっているもので、写真や動画などが要求されることがあるそうです。そこで純正品以外が写っていればアウト、らしいです。まあそれは当然でしょう。
この手の車体の保証で無改造であること、というのはある意味当然であり、ここにケチをつける気はありません。
自分の車は無改造ですので、特に問題なくクリアしました。タイヤをNタイヤにしておいてよかったです。


なお、上述のとおり保証に入るなら当然ながらディーラーでの点検(実際には車検ということになると思いますが)が必須になるため、高いバッテリーをはじめとしたポルシェジャパンへのお布施が必要となります。そのため、事実上パンフレットに掲載されている保証料だけでは済まないということをご理解ください。

また、1年点検も受けることを推奨されました。必須ではないとのことですが、受けていないと何かあった時に問題となる可能性があるかもしれない、とのことでした。
まあ、保証を本気で受ける気があるなら、定期点検は受けておいた方がディーラーから上へ圧力はかけやすいでしょう。



大体、6-7割くらいの人が保証に入っているとのことでしたが、この保証料はとくに古い車に関してはかなり安いと思います。
後悔回避バイアスがおもいっきりかかっていることは否定しませんが、まあ安心料としてはぎりぎり納得できる程度の価格かと思います。


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