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スバル レヴォーグ&アイサイトX 試乗 [クルマ関係]

今はスバルのクロスオーバー7に乗っており、この度定期点検を受けてきました。
その際にレヴォーグ(VN5?)の試乗をしてきましたので、車自体の感想を書いてみます。

結論からいうと、この新型レヴォーグは傑作と思います。すごくスポーツカーかというとそういうわけではありませんが、実用車としてのレベルが非常に高いです。乗り心地もきわめて良好です。パワーも必要十分であり、ハンドリングは相当良いです。

当家にはクロスオーバーセブンがあるので今のところレヴォーグを買う予定はありませんが、ワゴンが欲しい人には良いだろうと思います。(そもそも選択肢があまりありませんが。)

今回試乗した車両はこちら。グレードはSTIではありませんでしたが、詳細は覚えていません。当然ながらアイサイトXはついていました。
前のモデルと中身は全然違うらしいですが、見た目は似ています。
subaru_car.JPG




運転席まわりです。メーターがグラスコックピットになっているのが先代と違うようですが、最近の流行りですね。おそらくこのほうが安いのでしょう。
subaru_int.JPG


タイヤは18インチでした。オプションで19インチもあるようです。
subaru_tire.JPG


アイサイト付き車は、ナビは専用品になります。
縦型レイアウトはテスラの真似でしょうか?プリウスPHVの縦型ナビはこれまでの作法からの脱却はしていませんでしたが、レヴォーグはテスラほど違うわけでもないというところです。
時代の流れにのっただけか、あるいはレヴォーグのユーザー層はプリウスほど保守的でないと踏んでいるのか?
subaru_nab.JPG





今回のレヴォーグはエンジンがCB18になり、1.8Lのターボに一本化されました。これはレギュラー仕様ですが、なんとリーン燃焼をしている驚きのターボエンジンです。
リーンならGDIやD4で苦労したススの問題があるのかもしれませんが、GPFがあるのでしょうか。詳細は不明です。
本当に時代を感じます。直噴といえばストイキ直噴であり、ポルシェもそうですがいよいよリーン直噴の時代が始まるのでしょうか。ただし、これはディーゼルに近づくことを意味するため、後処理装置が必要となる可能性があることも意味します。

CB18はFBエンジンと違ってオイルフィルターは下側に戻ったらしい。ちなみに飾り系のものはありません。非常にシンプルです。
subaru_engine.JPG


なお、先代の1.6Lと2.0Lから新型では1.8Lターボに一本化されたわけですが、このエンジンはターボラグを全く感じず、普通に走ります。パワー不足とも全く感じません。
クロスオーバーセブンはFB25で2.5LのNAですがそれとパワーは同じくらいです。
ただしターボなので低回転のトルクが大きく過不足なく加速します。CVTであることもあり、パワーの盛り上がりがどうとかいう感じではありませんが、普通に十分に加速し問題はありません。

試乗中に、今後FA24ターボが出るのは確定的とセールスマンが口走っていましたが、速いのが好きな人にはともかく、普通の運転で必要かどうかは微妙と感じました。


ハンドリングは非常に良好です。穏やかで敏感な感じは全くありません。切り始めのゲインが高いことをスポーティーとするようなレベルの低いことにはなっていません。そして、相当リニアです。
山道に行って試したわけではありませんが、素晴らしいハンドリングです。おそらくボディ剛性の高さが相当効いていると思われます。自分が最近乗った車の中ではベストに近いと感じました。(ホンダeと同点トップにしておきます。)

乗り心地も良好です。先代レヴォーグはとくにA型の乗り心地は相当硬かったようですが、VN5は穏やかです。クロスオーバーセブンも悪くないですが、それよりもはるかに乗り心地は良いです。ショックを綺麗に吸収します。

全体的に気持ちよく走る感じであり、また急かされる感じでもありません。疲れる印象がなく、また初見ですが、なじむ感じもあります。



そして注目のアイサイトXです。Ver3から進化した部分としてナビとの統合制御になったようですが、そんなことより個人的に気になるのは「高速道路で直進するかどうか」です。
(なお、私はアイサイトのVer3ツーリングアシストに乗ったことがありません。クロスオーバーセブンはVer2なので、スバルのステアリングアシスト車には初めて乗ることをお断りしておきます。)

リーフのプロパイロットは少しふらふらしてましたが、これがビシッと直進するかどうかに気を付けて高速道路を走ってみました。そして、レヴォーグの自動運転は真っすぐ走ります。
リーフのそれも十分実用範囲内だとは思いますが、実際に乗るとちょっとだけですがふらふらするのが非常に気になりますが、レヴォーグは気になりません。(スカイラインのプロパイロットは良いのかもしれませんが乗ったことはありません。)

まあ、このあたりはボディやサスペンションの剛性がセッティングに相当効いてくると思われます。またセッティングに時間とコストがかかる部分だろうと思いますので、年次改良を待てばさらに改善するかもしれません。

また50km/h以下では手放しを許容するセッティングになったそうです。そもそもステアリングのセンサーが接触センサーだそうで、とりあえず触っておけば問題ないということでした。

これは楽だと思います。とくに遠くに行く人には非常におすすめです。(ほぼ)自動運転で高速を走れそうなので、長距離の疲れは少ないだろうと思います。たぶん、一度体験したらやめられなくなるのではないでしょうか。




ということで短期間の試乗ですが、高速道路にも乗らせてもらい、いろいろな状況を体験しました。

乗り心地もよいし、ハンドリングも良好です。そして、自分がなによりも重視する「違和感のなさ」がこの車にもあります。試乗車ですがリラックスして乗れる車でした。

結構価格は高い車ですが、できは良いと思います。少し欲しいですが、まあ、今買う気はありません。


クロスオーバーセブンは調子よいですし、満足していますがは廃車となったときに買い替える対象がありません。スバルには3列シートがありませんので、レヴォーグの3列モデルを出してほしいです。もし出れば、今買い換えてもよいくらいです。

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