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富士登山2回目 その1 [富士山登山]

以前職場の同僚と富士山に登ってきましたが、ピークシーズン(おそらく年間でもっとも人出の多いとき)であり、なんとなく消化不良の感が否めませんでした。
そのため、再度一人で富士山に行ってまいりました。前回は吉田口から登りましたが、今回は富士宮口から登りました。

富士宮口は登りは良いですが、下りは結構つらいものがあります。ただし登り始めの標高が最も高く、まわり道が全くないため最速の登山口であることは間違いないと感じました。

富士宮口五合目からの山頂です
fuji_2.jpg

今回の登山は週末を避けることにしたので、月曜日(8/25)の夕方から出発し、火曜日に登りました。月曜日にレンタカーを借りておいて富士宮市に宿泊し、火曜日の早朝から登るというスケジュールです。

ネットでの情報収集によると、高山病予防にはゆっくり登ること、水分の十分な摂取とともに睡眠を十分にとることが重要だそうです。
高山病うんぬんとは関係なくても楽しい登山のためには睡眠は重要だと思うので、山小屋でなく通常のホテルに泊まりました。なお宿泊は富士宮市内なので高度が高くありません。山小屋での宿泊は高度に順応する時間をとれることが利点なので、その点はちょっと劣りますが、今回はぐっすり寝ることを優先しました。(山小屋で熟睡するのは難しいです。)
高度2000Mくらいのところ比較的まともなホテルを作ってくれたら、富士登山の時期には繁盛すると思います。(それ以外の時期は知りませんが。)

レンタカーにはプリウスを指定して借りました。プリウスにじっくり乗ったことがないため、プリウス自体の評価のためにもちょうど良かったです。(プリウスに乗って感じたことは別のところに記述します。)

月曜日の夜に富士宮に到着しましたが、ヒマだったので御殿場口新五合目に行ってみました。御殿場ICから富士の演習場の脇を通る富士山スカイラインを走りました。夜中で全く誰も通っておらず、エコカープリウスで気持ちよく爆走しました。
ちなみに演習場は看板が面白いです。「第3爆破場」とか、物騒な単語がくそマジメに看板になっているので楽しめます。
御殿場口に付いたのは夜中の10時頃でしたが、駐車場にはキャンピングカーが数台止まっていただけでした。御殿場市の夜景がとてもきれいでしたので写真を撮り、すぐ出発しました。そのままスカイラインを走り、富士宮口の下を通過して富士宮市に着きました。

火曜日(8/26)は朝5時に宿を出発し、やはり気持ちよく走って6時過ぎに富士宮口の五合目に到着しました。一番上の駐車場もまだ埋まっておらず、登山口のすぐ近くに駐車できたので良かったです。
すぐ登りたいところですが車で高度を一気に2000mくらい稼いでいることもあり、ゆっくり準備をしたりストレッチをしました。1時間ほど時間をつぶしてからゆっくり登り始めます。
6合目までは単なるトレッキングコースのようですが、そこから先は岩登りみたいなのがずっと頂上まで続きます。砂礫&石の道もあるのですが、感覚としてはずっと溶岩です。

5合目の看板です。
fuji_1.jpg

前回の教訓から、非常にゆっくりと歩幅を小さくとり、なるべく休憩をしないで登るのが良いのがわかっていましたので、ゆっくり登りました。明らかに準備をしていない連中がすごい勢いで登っているのをみますが、そういうのはもっとも避けるべき登り方のようです。カメのようにゆっくり登るのが結局ラクに早く登れるようです。
また休憩の取り方もコツがあるようです。小休止には立って休み、完全に休養体制に入らない方が良いようですが、まったく実感できます。10分ほど歩いてから1分ほど休むペースで登りましたが、そんな感じが良いようです。時間を決めておくほうがペースがつかめてよいと読みましたが、それも同感です。

各山小屋の前で大休憩?を取りましたが、富士宮口では大体1時間に1回くらいになるのでちょうど良かったです。各休憩では水分を摂り、ソイジョイかカロリーメイトを1個ずつ食べました。(結構みんな食べています)

えらそうに書きましたが、実際に歩くスピードはきわめてゆっくりです。1.5秒から2秒に1歩くらいのペースでした。実際にやってみるとわかりますが相当遅いです。歩幅も小さく、また安定して足を置ける場所を考えながら進んでいるので非常にスローペースに見えるとおもいます。ただしこうすると疲れが少なく、息も上がりません。
足を置く場所を考えず、不安定なところに足を着くとバランスを取るのに筋力を消費します。そして疲れます。

いろいろ読むと、結局心拍をあげすぎず、息が上がらないペースを維持するのが大事なようですね。そういうペースを維持できたらラクに登れます。今回はわたしは単独登山であったこともあり、最後まで苦しいということはありませんでした。

頂上まで4時間弱で到着しました。しかし富士宮口頂上の山小屋は閉まっていたので休憩だけをしました。

富士宮口登山道の頂上です。
fuji_3.jpg


お鉢めぐり、下山編に続きます。
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