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空気圧センサー分解 [ケイマン]

別記事にTPMセンサー交換のことを書きましたが、今回は交換したセンサーを分解してみました。
意味があるかどうかはよくわかりませんが、構造を知りたい人には参考になるかもしれません。

電池交換は不可能ということですが、自分で交換できるなら再利用も可能なのかと思い分解してみました。
結論からいうと、再利用は難しいと思います。壊さずに分解するのが困難ですし、電池も手に入るのかどうかわかりません。

今回分解したセンサーです。新車時に装着されていたものです。
TPMセンサー4.JPG

BERU社製です。センサーの表面に部品番号とともに、周波数が印字してあります。どうもこれは315MHzのようです。433MHzもあるようですが、どのように使い分けているのかはわかりません。


裏面がこちらです。樹脂で封入してあります。左側にある白い紙みたいなものは、まさに紙です。この真下にセンサー回路があり、この紙はフィルター代わりだと思われます。右側は電池が封入されています。
TPMセンサー5.JPG

カッターで少しずつシール材をはいで行きました。徐々に基盤が見えてきます。
TPMセンサー6.JPG

ドリルで固定部分を壊し、基盤をはがすとこのようになっています。電池も基盤も完全にシール材で密封されています。
TPMセンサー7.JPG


電池を外してみました。使用状況と期待される寿命からみて、まずリチウム一次電池なのだと思いますが、見たことのない形をしています。厚さが6mmくらいあり、それなりに容量は大きそうです。
TPMセンサー8.JPG



まあ、壊さずに基盤を外したりするのはかなり難しいと思います。電池がなくなったら素直に買うしかないと思います。

ただし、本当は電池交換が必要ないようにするのが良いでしょう。電力は少しでよいでしょうが、するとすれば、小さい発電装置を組み込むようにするしかないでしょう。発電の原理としては振動、タイヤの空気圧の微小変動などを利用するなどいろいろ考えられます。

しかし、環境の過酷さを考えると、単に電池を大容量化するという選択肢もありなのかもしれません。交換のしにくい消耗品なので、何とかしてほしいです。ひとまずセンサーが高すぎです。もう少し安くしてほしいですね。

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