カード決済による投資信託購入 [投資]
当家のリスク資産運用は、楽天証券とSBI証券を併用しています。どちらかというと楽天証券がメインですが、正直言ってどちらでも大差はないと思います。
しかし、このたび楽天証券でクレジットカードによる投資信託購入が可能となるとのことでした。
これは結構すごいことですので、解説してみたいと思います。
楽天証券の説明ページです
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20180828-01.html
楽天証券でもSBI証券でも、投資信託を購入するのは基本的には現金です。証券会社に入金し(これもリアルタイム入金サービスのおかげで曖昧にはなりつつあります)、そのお金で投資信託を買うのが基本でしょう。
しかし、楽天証券では楽天スーパーポイントでも投資信託を買えるようになっていました。今回はさらに楽天カード決済で買えるようになったということです。
「だから何?」と言われそうですが、楽天カード決済であればカード使用ポイントが1%以上つきますので、要するに”1%以上安く”投資信託を買えることを意味します。
現在投資信託(以下ファンド)の手数料(信託報酬)競争は、年0.1%程度の極限の争いとなっており、ここでの1%というのは文字通りケタが違います。
最初にこのニュースを読んだ時は、なら100万円でも1000万円でもファンドを買えばすごいオトクだと思いましたが、さすがに毎月5万円までの制限のようですね。つまり年間60万円のようです。
また、決済のカードは楽天カード限定のようですが維持費はないので問題ないと思います。また積立購入限定ですが、これも設定してすぐやめればよいので、事実上スポット購入も可能です。
総合的にみて、おそらくつみたてNISAでの使用を想定しているのだろうと思われ、3.3万円/月あたりの毎月購入が良く行われるのだろうと思います。(年40万円が上限であるため。)
ノーロードでかつ信託財産留保額が無いファンドであれば、課税口座内でのスイッチングにコストはかかりませんが、NISAではスイッチングは事実上できません。そのあたりの事情も綿密に考えられている印象です。
自分であれば、現在通常のNISAで取引しているため、通常のNISA枠でemaxis Slim の海外株式を毎月5万円ずつカードで購入します。NISAにあぶれた部分に関しては特定口座で同じファンドを5万円分まで買います。
このサービスはそれなりにすごいと感じます。SBIの投信マイレージサービスとどちらがすごいかは意見が分かれるでしょうが、新規購入分に関してはこのカード決済のほうが良いでしょうね。
まずはiDeCoの上限までインデックスファンドを買い、その上で楽天証券+楽天カードで積立NISAで毎月3.3万円ファンドを購入します。さらに1.7万円分を特定口座でファンドを買うというのが基本的な戦略になるでしょうか。
このような記事を書いておいていまさらではありますが、重箱の隅をつつくような話です。
5万円の1%というと500円であり、客観的にみてそれほどのインパクトでもないとは思います。
一回コーヒーとドーナツでも食べれば吹き飛ぶような値段です。しかし、このような毎月の自動的に削れるコストというのは、「ちりも積もれば山となる。」タイプの出費でしょう。このようなところにこだわることも必要だろうと感じます。
しかし、このたび楽天証券でクレジットカードによる投資信託購入が可能となるとのことでした。
これは結構すごいことですので、解説してみたいと思います。
楽天証券の説明ページです
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20180828-01.html
楽天証券でもSBI証券でも、投資信託を購入するのは基本的には現金です。証券会社に入金し(これもリアルタイム入金サービスのおかげで曖昧にはなりつつあります)、そのお金で投資信託を買うのが基本でしょう。
しかし、楽天証券では楽天スーパーポイントでも投資信託を買えるようになっていました。今回はさらに楽天カード決済で買えるようになったということです。
「だから何?」と言われそうですが、楽天カード決済であればカード使用ポイントが1%以上つきますので、要するに”1%以上安く”投資信託を買えることを意味します。
現在投資信託(以下ファンド)の手数料(信託報酬)競争は、年0.1%程度の極限の争いとなっており、ここでの1%というのは文字通りケタが違います。
最初にこのニュースを読んだ時は、なら100万円でも1000万円でもファンドを買えばすごいオトクだと思いましたが、さすがに毎月5万円までの制限のようですね。つまり年間60万円のようです。
また、決済のカードは楽天カード限定のようですが維持費はないので問題ないと思います。また積立購入限定ですが、これも設定してすぐやめればよいので、事実上スポット購入も可能です。
総合的にみて、おそらくつみたてNISAでの使用を想定しているのだろうと思われ、3.3万円/月あたりの毎月購入が良く行われるのだろうと思います。(年40万円が上限であるため。)
ノーロードでかつ信託財産留保額が無いファンドであれば、課税口座内でのスイッチングにコストはかかりませんが、NISAではスイッチングは事実上できません。そのあたりの事情も綿密に考えられている印象です。
自分であれば、現在通常のNISAで取引しているため、通常のNISA枠でemaxis Slim の海外株式を毎月5万円ずつカードで購入します。NISAにあぶれた部分に関しては特定口座で同じファンドを5万円分まで買います。
このサービスはそれなりにすごいと感じます。SBIの投信マイレージサービスとどちらがすごいかは意見が分かれるでしょうが、新規購入分に関してはこのカード決済のほうが良いでしょうね。
まずはiDeCoの上限までインデックスファンドを買い、その上で楽天証券+楽天カードで積立NISAで毎月3.3万円ファンドを購入します。さらに1.7万円分を特定口座でファンドを買うというのが基本的な戦略になるでしょうか。
このような記事を書いておいていまさらではありますが、重箱の隅をつつくような話です。
5万円の1%というと500円であり、客観的にみてそれほどのインパクトでもないとは思います。
一回コーヒーとドーナツでも食べれば吹き飛ぶような値段です。しかし、このような毎月の自動的に削れるコストというのは、「ちりも積もれば山となる。」タイプの出費でしょう。このようなところにこだわることも必要だろうと感じます。
2018-08-31 01:12
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