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アイミーブ 冬の航続距離 [アイMiEV]

今年は妙に寒いです。雪も降りますし、また夜の最低気温がマイナス8度などになり、本当に電気自動車(EV)にはつらい季節です。

EVにとって厳しい季節が冬であることはEVユーザーにとって周知の事実ですが、あらためてそのあたりについて書いてみます。

当家のアイミーブにおいて、ほぼ満充電での予測航続距離(冬)は、下の写真に表示されているとおり61kmとのことです。まあこんなものかもしれません。


HA4W_cruise.jpg


この航続距離は、最近の運転状況からの予測値です。まず、もともとの電池容量は80%まで低下しています。
またヒーターはほぼ全開であり、タイヤもスタッドレスで転がり抵抗は高めです。さらに運転も結構荒いと思いますので、ほぼ最低の条件といえると思います。まあ最低保証値といったところでしょう。

予測航続距離はやや厳しめに表示されるため、60kmはなんとか走れるということでしょう。アクセルをマイルドに踏むようにして、空調を切ればもっと走れるとは思いますが、JC08のカタログスペックである180kmは絶対に無理です。

もちろん車としては航続距離が60kmしかないのはさみしいところではありますが、当家の状況では全く問題はありません。
通勤や買い物にしか使わないため、そんなに走らないからです。それにイオンあたりにでもいって急速充電を行えば、数十キロ走れる程度はすぐ充電できます。
ただし、当家はクロスオーバーセブンというガソリン車がありますが、アイミーブ一台で生活するのは結構厳しいかもしれません。
このような状況であり、いろいろ考えることが多い車ではありますが、それ自体もそれなりに楽しく、とくに不都合は感じていません。



最近思いますが、(電池容量の少ない)EVに乗るというのは、(趣味で乗る)自転車とそっくりだと感じます。
移動手段として乗る電動ママチャリなどはともかくとして、趣味として乗るロードバイクに非常に似ていると感じます。まずは天気をチェックし、服装を整えます。さらにパンクに備えて工具を持参したり、事前にコンビニの場所をチェックしたりというのは、皆が普通にやっていることでしょう。

そのような手間をかけることに抵抗のない方は、アイミーブに乗っても幸せになれます。たしかに空調が使いにくくて寒い車ですが、それでもどれだけ気温が低くても風は来ないわけなので、二輪に比べたら天国です。




なお、このあたりの議論はテスラやタイカンなどの、大量に電池を積むタイプのお大尽EVには当てはまりません。そういうのに乗るならこのような配慮は不要です。


ただし、ここまで書いてきてぶち壊し気味ではありますが、一度あまりの大雪のため4駆のクロスオーバーセブンで通勤したことがあります。
久しぶりにガソリン車に乗りましたが、パワーデリバリーの鈍さにはゲンナリではあるものの、アイミーブよりヒーターの出力が段違いに高いため、天国のような暖かさでした。
ガソリン車に乗っていると暖房のありがたみは感じないですが、暖房し放題は非常に快適であることを実感しました。(ということでやはりEVには燃焼式ヒーターという持論に戻ります。)

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