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映画「ロード デスティニー・オブ・TTライダー」感想  [クルマ関係]

いつも通りamazonのプライムビデオをみていると、おすすめに「ロード」という映画が出てきました。バイク映画のようですし、公道レースを扱っていたので見てみましたが、非常に面白かったです。正確には、面白いというか考えさせられる映画でした。

Amazonではこちら
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BBTT%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC-DVD%E7%89%88-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%97/dp/B0105PKI06/ref=sr_1_2?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=1VF2RI84VBXS5&keywords=%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89+%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8B%E3%83%BC+%E3%82%AA%E3%83%96+tt%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC&qid=1637165972&sprefix=%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%80%80TT%2Caps%2C273&sr=8-2


ずっと以前に「Closer To the Edge」というマン島TTの映画を紹介しましたが、あれとはかなり違う感じです。
https://jl4ouf.blog.ss-blog.jp/2013-10-23




なお、マン島TTとは、最も歴史の長いバイクレースの一つです。

Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E5%B3%B6TT%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9

本当の公道なので、死者続出です。日本人も死んでいますが、まあそれを覚悟で出るタイプのレースでしょう。



この映画のあらすじというのはあるようでないのですが、公道レースを家業としているダンロップ一家がどんどん事故死していく、という筋です。
こういうと簡単すぎるとは思いますが、レースでなく人間にフォーカスがある映画であり、こうとしか表現できません。

しかし、その死にざま(正確には生き様)がすごい。ちょっと信じられないことの連続ですが、ジョーイ・ダンロップが特に伝説的です。

クレイジーとおもいますが、一族の歴史を考えると他人がこれを批判することはできないと思います。すくなくとも私は尊敬します。とても自分にはできない。



バイクに乗ったり、ヘリや飛行機に乗ったりというのは、一時的にせよ少しだけ死に近づくことを意味します。そしてリスクがあるにせよ、それでしか得られないものがあるのは確かです。
その辺でバイクを乗るだけでリスクが極端に高くなるとは思いませんが、そのような要素がゼロとも思いません。


バイクが好きな人は、一度見てみることをお勧めしておきます。全編を通じて葛藤を感じる映画ですが、それゆえに魂が揺さぶられる映画です。
そしてバイクが嫌いな人が見ると、不快感だけを感じてますますバイクが嫌いになる映画であることも間違いなさそうです。

共感できるひととそうでない人が分かれる映画と思います。個人的には叙事詩みたいで感銘を受けました。

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