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危険物取扱者 乙4 受験 [その他]

これまで趣味で資格をいろいろ取ってきました。無線の免許もいろいろ取りましたが、今回は危険物取扱士 乙4類を受験しました。

いわゆる「乙4」といわれているものです。乙4というのは、危険物の4類に対応する資格であり、引火性液体を対象とします。要するに灯油やガソリンなどを扱うことができます。

仕事で必要というわけではないですが、将来的に場外離着陸場でヘリにガソリンを自分で給油したりすることがないとも言えません。その場合でも必須とは思いませんが、自分の知識を増やす意味もあり受験してみました。

これから受験する人向けに、感想というかアドバイスを書いてみます。

そもそも、まだ受験しただけなので、合格したかどうかも分かりません。ただ、言われているような簡単なものではなく、それなりに難しい試験であると感じました。




危険物乙4は、下記の3分野から全部で35問出題され、各分野ごとに6割以上正答する必要があります。全部で6割でないところがそれなりに厳しいわけです。

<分類>
危険物に関する法令 15問
物理学及び化学 10問
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 10問

自分は完全な理系ですので、物理および化学のところは余裕でした。ほとんど勉強しなくても半分以上は解けるような状況でした。
理系であれば、そのままでもかなり解けるでしょう。逆に完全に文系の場合はここは苦労すると思います。暗記だけではどうにもならない部分も多いです。化学系の大学等に行っていれば余裕だろうと思いますし、そもそも免除されるかもしれません。

法令に関しては、理系だろうが文系だろうが関係ありません。ここはひたすら過去問と参考書を読むだけでしょう。結構細かく聞かれます。そもそもここだけ15問ということが、大事であることを示します。

危険物の性質と消火については、今回もいろいろ勉強したつもりでしたが、結構難しかったです。普段扱っているガソリンやら灯油やらにかんしては何とかなりますが、見たこともない物質に関しては覚えにくいです。




いつもの試験勉強をしました。1か月ほど勉強しましたが、おそらく試験は合格しただろうと思います。
1か月とはいえ毎日勉強しました。最低1時間はしたと思います。絶対に毎日、少しずつでも勉強するべきです。週末には長めに勉強しました。
ちょっと空いた時間でもスマホで少しずつ問題をちょこちょこ見るような対応をしました。

youtubeに大量に動画が上がっています。いろいろな人が動画を作っているので、感覚があう動画をひとしきりみるのも勉強になります。

どこかのページで、合格に必要な学習時間が60時間とカウントされていましたが、たしかにそんなものかもしれません。



まずは参考書を適当に買って一通り読みます。これだけでも結構大変ですが、まずは読みます。ある程度常識的にわかるところもあり、基礎知識を蓄えるということです。

その後は問題集を解きますが、ランダムになっている問題集がよさそうです。自分は本番形式になっている問題集を買って、問題文の細部まで全てチェックしながら解きました。

カテゴリーはランダムになっている方が良いです。同じような問題ばかり出てくると、繰り返しになるため覚えたように勘違いしてしまいます。ランダムであれば、忘れたころにまた出てくるため記憶が確実に定着すると思われます。

最初は非常に時間がかかりますが、やっていると飛躍的にスピードアップします。これはどの試験でも同じような感じなので、そんなものでしょう。
乙四は合格者数を制限しているわけではなく、単なる資格試験なので落としに来ているわけではないはずです。基本的な大切なところが確実にできていれば通る試験になっているはずです。



問題集と参考書は分けた方がよさそうです。その方が参照しやすい。両方を隣においてお互いに参照しながら進めていくのが良いでしょう。
勉強するときに、無駄にページをめくる回数はちょっとでも少ない方が良いです。こういう細かいところが効率に効いてきます。


参考書と問題集を購入して、いつも通り勉強しましたが結構大変でした。毎日勉強し、youtubeにある解説動画なども繰り返し視聴しました。
まあ、過去問が決定的に重要と思われ、問題集が非常に重要のようです。教科書もさることながら、さっさと問題集にとりかかり、慣れることが良いようでした。




きちんと準備はしないといけませんが、準備さえしていれば通るような印象もうけました。ただし、本番は一部に訳が分からない問題もでるということで、そういうのは誰も解けませんのでわからなくても良いようです。

だいたい6割は自信もって解答できました。2割はまあまあというところで、1割はさっぱりわかりませんでしたが、そもそも乙4は簡単な問題と難しい問題が極端に分かれているようです。
一部に見たこともないような問題が出てくるのが乙4であるとどこかで読みましたが、まさにそんな感じです。

簡単な問題は解けるのが前提であり、その上で難しい問題が少し解ければ合格するような感じらしいです。まあ、本当の難問は解けなくてもよいように作られているのでしょう。

いろいろ問題集や参考書もありますが、自分は適当に本屋でよさげなものを選択し、Amazonのレビューが良いことを確認してから購入しました。




そして、試験もさることながらガソリンの危険性が良くわかりました。ロビンソンR22のタンクがADとTCDでブラッダー付きになったのも分かるような気がしました。
ガソリンのような危険な可燃物をアルミの弱いタンクで運搬するというのがいかに危険かを実感しました。これからは消火器を積んで飛ぶようにした方がよいのか? ただ、そもそもそんなものがあってもあまり意味はないという気もしました。

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