SSブログ

航空身体検査更新 JCAB(2種), FAA(3rd class) [航空機全般]

最近ペースが落ちていますが、継続的にヘリの訓練を行っています。飛ぶのに必要な航空身体検査の期限が切れたので、更新してきました。近見視力がやや不安でしたが、問題なくクリアでき普通に更新できました。

当然日本(JCAB)の身体検査は取得しましたが、合わせてアメリカ(FAA)のそれもあわせて取得しました。

なお、今回の記載については航空局の方針が変われば変更になります。詳細については、当局からの通達等をご確認ください。

航空身体検査については、詳しくは以下のページをご覧ください。
「財団法人 航空医学研究センター」
http://www.aeromedical.or.jp/

航空身体検査には第1種と第2種がありますが、自家用の場合は2種です。当然ながら、エアラインパイロット(ATP)と事業用を対象としている1種は、期限や項目などが厳しいです。

また、FAAは、Private、Commercial、ATPがそれぞれ1st, 2nd, 3rdクラスになっています。つまり、自家用(PPL)は3rd classになります。

ICAO加盟国同士だから当たり前かもしれませんが、日本の2種とアメリカの3種はかなり似ています。問診の項目などもそっくりです。

なお、なぜ自分がFAAの身体検査を取ったかというと、コロナが緩和されたのでアメリカ旅行をするかもしれないからです。
アメリカに行ったら当然フライトをするので、そのときに飛べるようにという意味です。前もっての準備であり、実際に使うかどうかは不明です。



今回の身体検査の申請で一番変更になったのは、検査自体ではなく申請の方法です。
FAAもJCABも電子申請となっていました。方法自体は非常にシンプルですが、いろいろ面倒ではありました。まずPCとプリンタが事実上必須な感じです。スマホでもできるのかもしれませんが、PCが無難でしょう。

日本は「航空身体検査証明申請システム」というのがあり、ここのアカウントを取得して、記入します。そして、申込書にバーコードが表示されるため、これを印刷して持参すればよいです。記入法についてはなにも変わりません。電子化されたのみであり、記入項目などは共通です。

アメリカはFAAの「MedXPress」という事前登録システムがあり、日本と考え方は同じです。というかJCABのものがFAAの真似です、おそらく。
入力は面倒ですが、難しくはありません。雰囲気としては、いかにもアメリカの役所の文書という感じで、ESTAそっくりです。



なお、私は持病で「気管支喘息」があります。数年前に大臣判定になり、条件付きで合格(特別判定指示)となりました。そのときの条件では、「病状に変化がなく状態が安定していれば同じ主治医なら、身体検査医で合格にしてよい」とのことでした。

ということで、安定しているので合格になりました。

検査自体は前と同じです。脳波などもないので、採血や検尿、ほかに診察などを受け、問題なかったので合格をもらいました。



なお、JCABとFAAの両方を受けて、値段は4万円でした。当然保険は効きませんし、高いのは仕方ないです。
まあ、健康にはある程度気を付けているつもりですので、これからもメディカルに引っかからないようにがんばります。

しかし、経済的なことで、最近はフライトできていません。腕がなまる一方で悲しいですが、仕方がない事かもしれません。それでもちょくちょく練習です。
R66で試験受ける前は、仕事のないときは飛び続けていました。あのときは、明らかに上手になり、思うように機体が動くんですよね。いまとは全然違います。

nice!(2)  コメント(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。